プロもうなる「イオン」夏服の充実度。予算1万円以内、3つの法則で徹底攻略
連日猛暑が続く7月。汗だくのTシャツの洗濯が続いて夏服を買い足しに出かける人も少なくないだろう。
だが、お気づきの方も多いと思うが、夏服選びは、意外と難しい(と言われる)。
まず、夏服はシンプルかつ、薄着になるため冬服よりも体型の誤魔化しがきかない。さらに、トレンドの把握もしにくく、摩訶不思議なイタい夏服を選んでしまう30~40代が多いというのだ。
そこで、本記事では男性ファッション誌で10年以上に渡ってスタイリストを務めてきた井上亮氏に、30~40代の男性が選ぶべき夏服のポイントを聞いてみた。
ファッションコーディネーターの井上亮です。普段は男性ファッション誌『BITTER』などでスタイリストをしています。
最初に、過去私が見てきた30~40代男性の典型的な失敗した夏服選びの例を紹介します。
まずトップス。なんとなく選んだ3~4年前から着ている大きめのTシャツ1枚(裾が股間の手前くらいまである)で、襟はヨレヨレ。さらに、ボトムスも「暑いから」という理由だけで履いているシャカシャカした薄地の短パン一枚。こちらも3~4年前に購入したと思われるもの。
正直、まるでその姿は、大きな小学生。ランドセルが似合います……。男性の夏服って、自分にとっての快適さを追求した結果、究極的にラフになっちゃいがちなんですよね。
では、そうならないためにどうすれば良いのか。結論を先に言います。
まず、夏服は安いアイテムでよいので毎年買い替えてください。夏服で大事なのは何より清潔感。今年買った新しい服ならば、これは最低限担保されます。
さらに、自分のセンスに自信がなかったり、何を買ってよいのかわからない方は、無地Vネックのシャツをインナーに着れば間違いないでしょう。
では、これらは具体的にどこで買えばよいのか。安く着るなら、無地のものは断然ユニクロです。すでに日刊SPA!で何度も紹介されているように、素材と値段のコスパの面でユニクロは最強です。
一方、柄物ならば意外とイオンが使えます。超大量生産のユニクロと違い、イオンは規模がよい意味で小さいので、シンプルな物だけでなく、一ひねりあるアイテムが充実しています。
ユニクロオンリーコーデだとシンプルになりすぎるので、トータル1万円以下の安い予算で柄物を取り入れるならばイオンは意外と使えますよ。週末にユニクロやしまむら、イオンをはしごして買い物に出かければ一気に夏服を買い終えることができます。
では、具体的にコーディネートを紹介しましょう。
典型的な夏服の失敗例とは?
小学生に見えないコーディネートとは?
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