部屋、クルマ、お金…みんなで共有「シェアリングサービス」は日本で定着するのか?
石山氏によれば、「シェアリングサービスは、主に『移動』『空間』『モノ』『スキル』『お金』の5種類に分けられる」という。
「シェアリング業界の流れとしては、過疎地域の交通インフラとして移動分野を生かそうとする動きが顕著です。また、今年6月に国会で成立した『民泊新法』により、民泊など空間分野のサービスがより一般的になっていくことでしょう」
法整備や規制緩和などの政策推進により、事業者の充実やさらなる普及が期待される。
<国内におけるシェアリングサービスの動き>
’15年10月
内閣の「一億総活躍社会の実現」で注目を浴び、民泊サービス「Airbnb」の上陸が話題に
’15年12月
関係事業者らによる「一般社団法人シェアリングエコノミー協会」が設立される
’16年6月
政府の「日本再興戦略2016」に「シェアリングエコノミーの推進」が掲げられる
’16年7月
関係事業者や有識者らによる「第1回シェアリングエコノミー検討会議」が開催
’17年6月
臨時閣議による「未来投資戦略2017」でシェアリングエコノミーが重点施策の一つに
<シェアリングサービスのジャンル>
1 移動…カーシェア・ライドシェア
2 空間…ホームシェア・駐車場・会議室
3 モノ…レンタルサービス・フリマ
4 スキル…家事代行・知識・料理・介護・育児
5 お金…クラウドファンディング
【石山アンジュ氏】
一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局渉外部長。世界各国のシェアリングサービスを体験し、魅力を伝える「シェアガール」として活躍。’17年3月内閣官房シェアリングエコノミー伝道師任命
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