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密売される希少動物たち。販売ルートの7割強はペットショップ

 かわいらしい犬猫がTVに取り上げられ、街には猫カフェの看板が躍る。市場規模1兆5000億円とも謳われ、まさに世は空前のペットブームだ。だが、その陰では飼われるペットたちの悲惨な実態があった……。衝撃のリポート!

1頭500万円も! ペット店やSNSで密売される希少動物


 お笑い芸人「どぶろっく」の江口直人氏が無許可で特定外来生物指定のカミツキガメを飼育していたというニュースは記憶に新しいだろう。毎年、何件もの被害が報告される希少動物密売だが、その実態を現役ブローカーのM氏に聞いた。

カミツキガメ

カミツキガメ 写真/Mjbaker(CC BY-SA 3.0)

「ときどきで人気があるとされる流行の動物は変わります。今、もっとも購入希望者が多いのは、有袋類(コアラの仲間)のクスクスとかスローロリスという猿とか。あとカミツキガメも根強い人気です」

 クスクスやスローロリスはそれぞれインドネシア、タイで調達するそうだが、言わずもがなワシントン条約により国際的な商取引(輸出入)が規制されている。どうやって国内に運搬しているのか。

「飛行機だとパンツの中に入れてテープでぐるぐるにしたり、ぬいぐるみの中を繰り抜いて、そのなかに隠したりですね。けっこう古典的ですが、意外とイケるんです」

 そして、飛行機よりも格段にチェックが甘いのが海路だとか。

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どのような経路で消費者の手に…

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