また、ダイエットには体重計も欠かせない。高性能なものならダイエットを強力にサポートしてくれる。 「タニタの『RD-800』は非常に役立ちました。体重に加えて脂肪や筋肉などの体組成を細かく、そして正確に計測してくれます。筋肉の質も評価できるので、トレーニングのメニュー作りにも役立ちました。スマホと連動してデータ管理もできます。体重や体組成の推移をグラフ化してくれるのでモチベーションアップに役立ちましたね」 【RD-800（タニタ）】 タニタが培ってきた技術をフル搭載。計測項目数はなんと26。部位ごとの体脂肪率や筋肉量など細かな計測のほか、筋肉の状態を“筋質点数”として評価できる。体組成計には珍しい、脈拍測定機能も 実勢価格：4万9800円 質量：約2.8kg 　ダイエット成功には日々の変化のレコーディングも重要。シンプルな体重計もいいが、高性能なものを使ったほうが成功の確率が上がりそうだ。レコーディングには、はやりの“スマートウオッチ”も大いに役立つという。 「毎日の活動量や消費カロリーを記録するときスマートウオッチがオススメ。Apple Watchなら普段使いしつつ、活動量の記録ができます。最新シリーズなら単体で通信でき、GPSも搭載しているので利便性は抜群」 【Apple Watch　Series3（Apple）】 前シリーズと違って通信機能搭載のため、iPhoneが近くになくても、通話やメッセージなど普段使いも可能。防水なので装着しながら走ることはもちろん、プールで泳ぐことも 実勢価格：4万5800円 質量：約28.7g 　柳谷氏はガジェットを駆使しダイエットに成功。最も重要だったのは“運動”だったとか。 「ダイエットに成功したのは、『マイトレ』というパーソナルトレーナーのマッチングサイトのおかげ（笑）。やはり、運動が第一でしたね。とはいえ、その際にガジェットが役立ったのは紛れもない事実。活動量や消費カロリーなど自分の頑張りや、目標が可視化されていたのはモチベーションアップに大いに役立ちました」 　せっかく強い味方があるのだから、ガジェットを使って“今年こそ”ダイエットに挑戦だ！ 【柳谷智宣氏】 キャリア20年目のITライター。PC歴はX1Cをはじめとし30年以上。日々、仕事・プライベート問わずにデジタルデバイスやウェブサービスをヘビーに使い倒している 文／加藤純平（ミドルマン）　撮影／八尋研吾