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埼玉発祥の企業も登場
ストーリーも、原作2割、創作8割といった感じですが、全く気になりません。よく映像化の際に、原作に忠実になろうとして、なにが言いたいんだかわからないストーリーになっていたり、むりやり原作のセリフだけ入れ込んで「そうじゃない感」満載になってることがあります。この作品は、原作のノリやテイストからブレてないんですよ。馬鹿馬鹿しさに輪がかかってて、もう映画館でずっとニヤニヤしてました。原作ファンにもかなりオススメです。
全ての“県人”に観てほしい!
また、千葉と埼玉の「出身地対決」で、アルフィーの高見沢さん(埼玉県蕨市出身)の旗が揚がります。この写真を撮ったのが、日刊SPA!「コンビニランチを“男らしくSNS映えさせる”方法」を監修したカメラマン加藤千絵氏だとか。ちなみに加藤さんは千葉県出身です。あわわ。 映画を見終わった後の爽快感と幸福感がとんでもなかったです。全ての埼玉県人に観てほしい。 映画は、海外でも上映されるそうです。私は今まで、外国に旅行に行って「日本のどこから来たの?」とか聞かれたとき「トーキョー」とか答えてました。「サイターマ」とか言ってもみんな知らないからです。必ず「ネクストtoトーキョー(東京の隣)」と付け加えなければいけないので、省略してるんです。 でもこれからは、世界に「サイタマ」の名前が知らしめられたんですよね、「アイム from サイタマ」で、「オー、あの?」とか言われるんですよね……? 「翔んで埼玉」は、埼玉県人すべてを救ってくれるでしょう。ああ……、埼玉に生まれて本当に良かった!!<取材・文/和久井香菜子>
ライター・編集、少女マンガ研究家。スタッフ全員が何らかの障害を持つ会社「合同会社ブラインドライターズ」代表。著書に著名人の戦争体験をまとめた『わたしたちもみんな子どもだった 戦争が日常だった私たちの体験記』(ハツガサ)などがある
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