浅草―大宮間が1本に!東武鉄道26年ぶりの新型特急「Revaty(リバティ)」でもっとも得をするは埼玉県民!?
今月27日、東武鉄道は26年ぶりに新型特急車両の発表会を行った。新型特急車両500系の愛称名はRevaty(リバティ)。名称の由来は「様々な」を意味するバラエティ(variety)と「自由」を意味するリバティ(liberty)を組み合わせた造語。
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その言葉どおり、新型特急車両には様々な「自由」が備わっている。代表的なものは以下の2つ。
1つは、併結・分割運行。1つの特急列車が乗り換え駅で分割することにより、ホームで乗り換えをせず、車両に乗ったままそれぞれの目的地へと向かうことができるのだ。
たとえば、春日部駅は東武アーバンパークライン(大宮、野田市方面)と伊勢崎線(東武動物公園、北千住方面)の乗換駅だ。いま、浅草駅始発の東武伊勢崎線に乗って春日部まで向かうとしよう。特急車両Revatyに乗っていれば、大宮方面に向かいたい乗客と野田市方面に向かいたい乗客が同じ特急列車に乗り、春日部駅で乗り換えすることなくそれぞれの目的地へと向かえるのだ(写真参照)。
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2つ目は、乗り換えが不必要になったことによる直通運転の増加だ。それまで乗り換え駅だった駅で車両が分割されて直通運転されるため、浅草から日光、鬼怒川温泉、館林、大宮など多様な場所に車両を降りて乗り換えることなく向かうことができる。結果、特急列車が充実し輸送力の向上につながる。今回の新型特急の導入により、東武鉄道では特急列車のダイヤが増加するという。
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