仕事

初の“風俗転職フェア”も開催。嬢でなく総合職などを求人する風俗ベンチャー化の波

参加企業にとっても同業他社との交流の場に

風俗転職フェア

風俗転職フェアに参加予定の企業、5月7日時点(画像提供/「FENIX JOB」)

 また、この風俗転職フェアは、「各風俗店の運営会社にとっても大きな意味を持つ」と、新海氏は話す。 「同じ業種なのに風俗業界は、横のつながりが全然ありませんでした。たとえライバル会社でも、業界発展のために手を取り合うことは、どこでも当たり前のようにあることです。この風俗転職フェアは、仕事を探す人のために開催したイベントですけど、同時に企業同士が交流を持つきっかけになればとの気持ちもあったんです」  フェアは2部制になっており、第1部では各参加企業が参加者に向けて5分程度のプレゼンを実施。そして、第2部では企業ごとブースが設けられ、担当者から直接詳しい話を聞くことができる。その場で面接を受けることも可能で、話を聞いたうえでじっくり考えてもよい。ちなみに同フェアでは、専用のエントリーシートも用意しているそうだ。  さらに当日は、性や風俗業界が抱える各問題に取り組み、『孤独とセックス』(扶桑社新書)などの著書がある一般社団法人ホワイトハンズ代表・坂爪真吾氏が講演。ほかにも各運営会社が働くスタッフたちとのパネルディスカッション形式で進める「ホンネで聞く!風俗でハタラクのリアル」という2つの特別セミナーが開催予定だ。

風俗業界の仕組みは大きく変わりつつある

新海亨

イベントのキャッチフレーズを掲げる、新海さん

「名前を聞いただけで偏見を持たれがちな風俗業界ですが、現在は業界の仕組みが大きく変わりつつあり、そういった時期に仕事に携われるのは業種に関係なく働く側にとっても魅力だといえます。ごく普通のサラリーマンが転職先のひとつとして風俗業界を選ぶ、そのきっかけになればうれしいですね」  だが、風俗経験がないような男性でも勤まるのだろうか? 「なかにはこれまで全く行ったことがなかったという方もいますが、活躍しているひとも多いです。興味を持って、まずはフェアに来てもらえれば」  風俗をベンチャー企業と見た場合、確かに成長の余地は十分にあり、給与などの条件も決して悪くない。「特殊な業界だから」という色眼鏡を外し、純粋に転職先のひとつとして「FENIX JOB 風俗転職フェア」を検討してみる価値はあるかもしれない。 <TEXT/トシタカマサ 撮影/詠祐真>フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。世界一周(3周目)から帰国後も仕事やプライベートで国内外を飛び回っている。
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