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生中と瓶ビール、同じ価格ならコスパがいいのはどっち?

― 第66回 ―  居酒屋で最初に注文する際、メニューも見ずに「生中」と言う人は多いのではないでしょうか。ほとんどの店舗では、それで注文できることでしょう。ビールの中ジョッキ、という意味ですが、どのくらいの量を指しているのか気になる人も多いと思います。実はこれには明確な規定はありません。

生中より瓶ビールのほうがコスパがいい場合は?

 ビールメーカーが提供しているジョッキは4~6サイズ用意されています。一般的には、330~435mlが中ジョッキ、600~800mlが大ジョッキとして使われています。コスパのよい居酒屋では500mlを中ジョッキ扱いにしたり、1000mlの大ジョッキを使っているところもあります。

生中の量は300~500mlと店によって大きく異なります

 350mlの缶ビールを入れる場合、泡少なめで434mlジョッキがいっぱいになります。ビール中瓶は500ml入りです。つまり、生中と瓶ビールが同じ価格だった場合、瓶ビールのほうが圧倒的にコスパがいいことになります。ちなみに、大瓶の容量は633ml、小瓶は334mlとなっています。  パブなどでビールを頼む場合、1パイントや2分の1パイントといった容量で注文することもあります。これは、アメリカやイギリスで利用されているヤード・ポンド法の単位です。ややこしいことにアメリカとイギリスで1パイントの容量が異なります。  アメリカの1パイントは473ml、イギリスでは568mlです。アメリカなら多めの中ジョッキ、イギリスなら少なめの大ジョッキという感じです。イギリス方式の1パイントだと飲みきるのが難しい人もいると思います。その場合は、ハーフパイント(284ml)を注文するとよいでしょう。

ウイスキーのダブルはシングルより割安な場合も

 ウイスキーのシングル、ダブルは何ccでしょうか。1ショットということもありますし、年配の方だと1フィンガー2フィンガーと呼ぶこともあります。  シングルは1オンスまたは1ジガーを指します。1オンスは30mlで、1ジガーは45mlです。どちらを採用するかは店側の自由です。現在の日本ではシングルを30mlとしているお店が主流となっています。以前は45mlの店も多かったのですが、30ml単位のほうがメニューを見たときに安く感じられます。当然、ダブルは60mlもしくは90mlとなります。1ショットは30mlのことですが、45mlのお店で注文しても問題なく出てくるでしょう。  1フィンガーはグラスに指1本分、という意味です。筆者の指で入れると60ccくらいになりそうですが、こちらもシングルの分量となります。2フィンガーはダブルと考えればいいでしょう。

ウイスキーの1ショットは30mlと考えておけばOKです。まれに45mlのこともあるので、メニューの価格だけで判断しないようにしましょう

 日本では30mlと45mlが混在していますが、地域によって大体の傾向が決まっています。実は、スコットランドはシングルが60mlという噂を聞いて楽しみにしていたのですが、先日行っていろいろなバーで飲んだのですが、普通に30mlでした。  ちなみに、ダブルは2倍の量になりますが、サーブやグラスを洗う手間が省けるので少し割安になっていることもあります。どうせ2杯以上飲むなら、ダブルにするのもありです。トリプル以上は普通はありませんが、対応してくれるお店も多いと思います。  原価BARのお客さまのなかには、「ジャックダニエル・ファイブフィンガー」を頼まれる方がいます。原価BARでは割引きしていないので5ショット分かけ算で650円いただくのですが、時間をかけて楽しまれて、こちらもうれしくなりました。
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ワインのボトルは世界と日本では違う?
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