仕事

社長になってはいけないサラリーマンの共通点…失敗の仕方が最重要

―[会社を買え!]―
 あなたがもし、今の会社で行き詰まりを感じたらどんな選択肢を考えるか。転職or独立―これまではそのどちらかだったが、近年、第三の道として「会社を買って社長になる」という選択肢がある。つまり、個人による会社の買収(個人M&A)が増えているのだ。 ビジネスマン

個人M&Aで失敗する人に見られる共通点とは?

 個人M&Aでは当然ながら失敗するケースもあり、買収後だけでなく、売買交渉中にも問題は起こる。日本最大のM&Aプラットフォーム「TRANBI(トランビ)」を運営する高橋聡氏が解説する。 「弊社サービスでは、1案件につき平均14人の買い手申し込みが集まります。そこから売り手に選ばれるには“人間性”も必要。ビジョンは明確だけど、途中のメールのやりとりが雑だった……そんな些細なことから破談に繋がるがるケースもあります。事業計画、経営者になる心構えなど、首尾一貫して熱意を伝えなければ成約には至らないでしょう」  また、失敗にはパターンがあるという。 「買収後に失敗する人の多くは、やはり『毎月給料がもらえる』といった会社員的な金銭感覚から抜けられない人です。経営者となれば毎月のランニングコストの把握や財務感覚などが必須。その認識が甘いと、どうしても雇われ人から脱皮できません。ほかに、投資感覚で始めるのも危険です。不動産のように自然と収益が上がるものではありませんし、あくまで事業を始めると考えないとダメです」 ビジネスマン ただ、もし失敗しても「そのときはまた売ればいい」と、高橋氏は続ける。 「正直、新しく事業を始める場合は失敗の連続です。重要なのは『命取りにならない失敗』を繰り返し、学び、そこから成功へと繋げること。うまくいかなかったら今度は売り手側に回り、次の挑戦に備えるということも視野に入れればいいんです」

失敗の法則3か条

1. 売り主との交渉が雑で不審がられる 2. 会社員的な金銭感覚を引きずってしまう 3. 投資と同じ感覚でカネだけ出してしまう 【トランビ代表取締役・高橋 聡氏】 ’11年に事業承継・M&Aサービス「TRANBI」を開始。近著に『起業するより会社は買いなさい~サラリーマン・中小企業のためのミニM&Aのススメ~』 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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