更新日:2020年01月15日 23:38
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中国東方航空の激安ビジネスクラスを満喫、東京~ドバイが7万円台

経由地の中国・昆明であわや足止めに

 だが、次の乗り継ぎ地の昆明でトラブルが発生! 上海からドバイまでは同じ機材なのだが、昆明までは中国の国内線扱いで、乗客はいったん降りて出国手続きをしなければならない。出国は無事できたのだが、その直後の保安検査で係員から「このチケットで乗れない。新たに発券してくれ」と言われ、その場でまさかの足止め。昆明経由のドバイ行きは何度も利用しているのに、こんなことを言われたのは初めてのことだ。  しかし、空港スタッフに事情を説明すると、「航空券を再発券してもらうから待ってて」と言われ、保安検査場前のベンチで待つこと約40分。新しい航空券を用意してもらい、無事に保安検査場を通過。結局、最初に持っていた航空券がなぜダメだったのかはわからなかったが、迅速に対応してくれた昆明長水国際空港の職員の皆さん、本当にありがとう!  おかげでラウンジに寄る時間がなくなってしまったが、旅にこうしたトラブルの1つや2つは付き物。10年前のLCC世界一周の際、初めて訪れたフィリピンで「お前はブラックリストに入っている」と因縁をつけられ、公然とワイロを要求されたことに比べれば全然マシだ。  昆明~ドバイの7時間40分のフライトは、機内食を食べてすぐに爆睡。フルフラットだから熟睡でき、ドバイ到着後も身体がバキバキになることもなく、長時間移動による疲れもほとんどなかった。  これもすべてビジネスクラスのおかげで。お値段以上の満足度で、今回の世界一周も楽しい旅になりそうだ。(つづく)<高島昌俊>
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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