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3連単の罠「総流し」について真剣に考えてみた

 競馬をはじめ、公営ギャンブルにおいて「総流し」をすべきか、というのは連勝式が生まれてからというものずっとファンの議論の種だ。総流しは「ヌケ」の心配がない一方、投票金額が膨らむといった“弊害”もある。そこで今回はギャンブラーにとって永遠の問題である「総流し」について考えてみたい。3連単時代の今、もっとも目の数が少ないボートレースを例に「3着総流し」について考えてみよう。
総流し

ついついやりがちな3連単の3着総流し

3着を当てるのは難しい?

「1-2-総流し」のような場合、6艇で走るボートレースの場合は流す点数は1-2-3,1-2-4,1-2-5,1-2-6の4点となる。流すのをやめ、1艇消すたびに買い目の割合は一気に25%も削ることが可能なため、削ることそのものは投票金額を抑える意味で一番重要な公営ギャンブルだといえる。しかし、コースによって有利不利があるため、外のコースを走る選手が絡めば絡むほど平均配当も上がり、それをヌケで取り逃すことは儲けを失うことになる。実際に「3着争い」の結果はどうなっているのか? データで見てみると、1コースの3着割合が唯一10%を割って最低となった。 <コース別3着率>※集計期間 2019年8月16日~2020年2月15日(直近半年間) 1コース 8.3% 2コース 18.8% 3コース 20.9% 4コース 20.7% 5コース 18.3% 6コース 14.3%  だが、これを見て「なんだ、1コースが一番3着に来ないのならば1コースは配当も安いから外せばよいのか」と思ったあなたは、残念ながら「負け組」である。なぜなら、すでに1着、2着に入った選手・艇は当然3着になり得ないからだ。1コースの2連対率、すなわち1着か2着になる割合は71.3%にのぼるのだから、そもそも全着順から3着の割合を見れば低くなるのは当然なのだ。よって、実際に見なくてはいけないのは「3着~6着のうち3着である割合」だ。
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3着流しの条件で見てみると違う結果に
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