カーライフ

マツダMX-30がRX-8以来の観音開きカーになった理由

断然軽快に走るマイルドハイブリッド

担当K:個人的には観音開きは好きですし、MX-30は走りもすごくよかったんですよ。まず、マイルドハイブリッドがすごくイイ!
オートクラブ

MX-30は日本では当初2リッターガソリンエンジン+モーターのマイルドハイブリッドのみ発売。’21年1月には、すでにヨーロッパで発売されているEVモデルが、’22年にはロータリーエンジンをレンジエクステンダーに用いたモデルも発売予定。2WDと4WDあり。価格は242万円~

永福:CX-30のフツーのガソリン仕様より、断然軽快に走るよね。 担当K:マイルドなハイブリッドだから、燃費はちょっとしか良くならないんでしょうけど、出足がいいしエンジン音がやたら気持ちいいし、乗り心地も超絶イイ! 永福:超絶まではいかないだろ。まだ2年前に絶版になったプレマシーの域には達してない! 担当K:またプレマシーですか……。乗ったことないんですよ。そこまで言われると乗ってみたくなるなあ。
オートクラブ

プレマシー/こちらもおなじみプレマシー。値引きがすごかった時代のマツダ車で永福ランプ曰く“史上最高の乗り心地のマツダ車”とのこと。レンタカーで探して乗ってみます(担当K)

永福:乗ったら驚くよ。こんなに走りのいいクルマがこの世にあったのかあ!って。プレマシーを知らずしてカーマニアを名乗るべからず! 担当K:それ、話を盛ってません? 永福:でもMX-30の乗り味は、最近のマツダ車のなかでは一番プレマシーに肉薄してる。今のマツダ車のなかでは一番いいんじゃないか?

MTがない!

職人:問題はMTがないことです! 担当K:えっ! マツダなのにMTがないんだ!
オートクラブ

MX-30

職人:個性を謳いながらMTがないのは、どうなんでしょう……。 永福:MT乗りたけりゃ、中古のセブン(RX-7)でもエイト(RX-8)でも買えばいいじゃんかよ! 職人:エイト、欲しいなあ……。
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2年後にロータリー復活
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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