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『進撃の巨人』のエレンはなぜ極限状況で戦い続けられるのか?

信念に気づくということ

『ワンピース』のルフィは事あるごとに「海賊王に俺はなる」と繰り返しています。『キングダム』の信も事あるごとに「俺は天下の大将軍になる男」だと繰り返しています。このように信念は自分が置かれた状況に絡めて思い出すことで強くなります。  これは物語に限らず現実にも当てはまります。成功した経営者はスポーツ選手はそれぞれ自分なりの信念を持っています。そして、その信念をインタビューや対談で振り返っています。時には「今日こうして話したことで、その大切さに改めて気づくことができた」と言及することすらあります。  ただ、インタビューや対談で垣間見える信念はマンガほどわかりやすくありません。わかりやすさで言えば、「一匹残らず駆逐してやる」「海賊王に俺はなる」「俺は天下の大将軍になる男だ」といった名セリフのあるマンガに軍配が上がります。  体長10mの巨人に襲われたら、普通は逃げる選択をします。しかし、「大切な人を奪われたから」とか「大切な人を守るため」といった信念があると、自分の命を犠牲にしても戦う選択をします。『進撃の巨人』では、この恐慌状態から勇気を奮い立たせる兵士たちのシーンがたびたび描かれています。ぜひ彼らの「信念」に着目してみてください。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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