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中高年ヒラ社員の70%が「職場に不満なし」。リストラされない4つの特徴とは

生き残るヒラ社員の4つのタイプはこれだ!

ヒラ社員

写真はイメージです

・空気に溶け込み存在を消す、人畜無害な忍びタイプ 年をとるとその経験から、ヒラ社員といえど余計なひとことを言ってしまいがち。その点、忍びタイプは無駄な主張をせず、空気のように存在を消して会社に溶け込む。「手間のかからないマネジメントフリーな人材は貴重。結果さえ残せば、組織のバッファとして生き残れます」(曽和氏) ・自ら減給を申し出る、志願兵タイプ 40代以上のヒラ社員がリストラされやすいのは、高すぎる給料が原因だ。若手と同程度の働きしかしない高給取りは、経営陣の頭痛の種となっている。それを察して、自ら減給を志願するタイプは生き残る。会社の業績が好調な時は忍びタイプ、雲行きが怪しくなったら志願兵タイプに変化するのも手 ・同期の上司と大の仲良し、釣りバカ日誌タイプ 40~50代の中の一番の出世頭と仲良くなるタイプ。「出世頭と目される40代以上の課長・部長は、昇進の可能性が高い一方、年下の部下たちからは遠巻きにされやすい。課長・部長と同期のヒラ社員が出世頭にうまく取り入り、下の世代と上司をつなぐパイプ役になれば重宝されますよ」(曽和氏)

最も理想的な方法は?

・後輩のメンタルをサポート、ひとり応援団タイプ 長年ヒラ社員として働いてきた経験を生かして後輩たちをサポートする、生き残り戦略の中でも最も理想的な方法。場合によっては、実務面においてのサポート役に回ることもある。「ただし、若者にむやみに共感して、上司に楯突くのはNG。真っ先にリストラ対象となります」(曽和氏)
曽和利光氏

曽和利光氏

【人事コンサルタント・曽和利光氏】 京都大学教育学部教育心理学科卒業後、リクルート入社。’11年人材研究所設立。著書に『コミュ障のための面接戦略』(星海社) <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!2/16発売号の特集「死ぬまでヒラ社員で生きる」より
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週刊SPA!2/23・3/2合併号(2/16発売)

表紙の人/ 小芝風花

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