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闇営業&アルコール提供の実態は県民性で異なるか。東京、名古屋、大阪の現場では

常連客だけで闇営業する大阪のバー

大阪

緊急事態宣言が出されている大阪の街

 東京都では過料覚悟でも営業する声が多く聞こえる一方で、「都内に比べると見つかる可能性は低いですけれどね」と語るのは、大阪ミナミでバーを経営する男性。大阪といえば、吉村知事が『見回り隊』のアルバイトを「サクッと稼げるオイシイ仕事」と求人掲載をして炎上したことが記憶に新しいが、実際はどうなのだろうか。 「ミナミはうちのように小さい飲食店が何軒も入っている雑居ビルが多いからなのか、見回り隊はまだ来ていません。戎橋筋商店街とか大通りの店ばかりチェックして、小さい店は後回しなんじゃないですか。逆に通天閣周辺の飲食店は組合が結構うるさいようで、『絶対に営業するな!』という空気感があるそうです。  でも、うちのような隠れ家的な店では『もうイイでしょ』みたいな空気になっていて、周辺の飲食店含めて『普通に営業しよう』という話になってます。とはいえ、協力金はほしいのでバレない範囲で営業しようかなと。知っている客から連絡が来たら店を開けて酒類も出すけれど、一見の客は見回り隊の可能性もあるからお断り。もし、来たら『お酒出せないけれどいいですか』と言って帰らせていますね」  苦渋の決断と言うよりは、もういいんじゃない?という軽い気持ちで開いている店が増えているようだ。

横の繫がり強い名古屋は酒を出すなどもってのほか

名古屋

休業中の店も多い名古屋の繁華街

 大阪では昼間から営業している居酒屋も多く、都内に比べると遥かに緩い雰囲気だった。そんな大阪とは対象的に「絶対に酒を出すわけにはいかないんです……」と語るのは今月、12日より緊急事態宣言に追加された愛知県。名古屋の飲食店に勤務する男性は保守的な愛知県の県民性と厳しい現状を語った。 「緊急事態宣言に入る前のまん延防止等重点措置のとき、うちでは時短で20時まででアルコールの提供をしていました。緊急事態宣言になっても関係なく営業しようと思ったのですが、名古屋の見回り隊は他県に比べると明らかに厳しいようなんです。知り合いの飲み屋から聞いた話では、営業中にいきなり見回り隊が入ってきて客が飲んでいるドリンクをチェックされると言ってました。そこでアルコールを提供していることがバレたら即営業停止と罰金を言い渡されるのだそう。  名古屋はディープな飲み屋が多くてうちの店もその部類なのですが、『この店なら酒が飲めるだろう』と緊急事態宣言中になっても常連客が何人か来ました。でも、即罰金と営業停止の話を聞いた後だったのでさすがに怖くなっちゃって……。見回り隊以外でも深夜営業しているキャバクラにも警察が立ち入り調査に入ったようで、アルコール提供と深夜1時を過ぎて営業していたため営業停止処分になったと聞きました。他府県では過料覚悟で営業するという話も聞きますけれど、名古屋では横の繋がりが深く噂も広まるのが早いので難しい。それにもし、協力金をもらえなくなったらうちの店なんてすぐに潰れるでしょうし。名駅前はまだ賑やかですが、栄なんかは静まり返っていますね……」
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闇営業やアルコール提供には県民性が出る!?
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