わざわざ勉強で辞書を開くなんて面倒くさいこと、僕も含めた多くの学生はわざわざやりたくないでしょう。 　イヤイヤ勉強している以上、「調べる」ということ自体に対するモチベーションが一切ないはず。そこに自主性を求めるのは酷です。 　そういった点で、ゲームの攻略本は子供が自分の力で何かを「調べる」ことの第一歩として、これ以上ないほどに適した教材なのです！ 　もちろんゲームばかりやっていてはまったく成績アップにはつながらないでしょう。しかし、この「調べる」という力を育てれば、いつか勉強に取り組んだとき、必ず役に立つことは間違いありません。 　僕自身、攻略本で調べる練習をしていなければ、きっと受験勉強の際にも参考書の厚みだけでめまいを起こしていたでしょう。 　ロクに物を調べる習慣もつけないままでは、必要な知識なんて身につきません。ですから、いくら机に向かっても、成績なんて上がるはずもありません。