ゲイの一部で流行る「野外露出」のディープな世界
日本最大のゲイタウン、新宿二丁目。
ここで飲んでいるときに、店のママから「最近のゲイの一部で『露出』が流行っている」という話を聞いた。なんでも野外で全裸になることに至上の興奮を覚えているゲイがいるのだそうだ。
「まあ、変態よね。私もゲイだけど、その趣味はよくわからないもの」と語るママに詳しく話を聞いてみた。
いわゆる露出狂(裸にコートを着て女性に局部を見せたりする変態。春先になるとよく逮捕されている)と同じなのかと思ったら、どうもゲイの露出好きな人々は、人に見せたりすることで快感を得ているのではないらしい。
「聞いた話では、いろんな観光名所とか、『え!? ここで脱ぐの? バレたらどうするの?』という場所で全裸になって写真を撮るのが気持ちいいらしいのね。もちろん、バレたら捕まっちゃうから、一瞬で脱いでセルフ撮りする技術がすごく高いらしいわ。もちろん、東京スカイツリーとかでもすでに全裸で写真を撮られているでしょうね」(ママ談)
「類は友を呼ぶ」ではないが、露出好きな人たち同士がデートするときの話が面白かったので、ママのコメントと共に紹介しよう。
【1】全裸待ち合わせ
「まずは、『全裸待ち合わせ』でしょ。駅のトイレとかで、全裸になって待ち構えているんだって。私も個室で待っているのかと思ったら、それじゃスリルがないから、個室を確保しておいて、普通にトイレで裸になっているんだって(笑)。で、相手じゃない人が入ってきたら、すぐに個室に逃げるんだって」
【2】全裸ドライブ
「それで、相手に会えたら車に移動するんだって。服はいったん、着るのかしらね? そこは聞き漏らしたんだけど、当然車に乗ったら二人とも全裸らしいわよ。警察に捕まっちゃいなさいよ、って話だけどね」
【3】全裸スポットで日焼け
「全裸スポットっていっても、当たり前だけど公に認められているものでもなんでもなくて、人があまりこない公園とかでまったり日焼けしたりするらしいわ。もちろん、さっき言ったみたいな、観光名所とかでこそこそと互いの全裸を撮影しあうこともあるらしいけど。で、そういうことができる場所は当然少ないから、毎日、同じ場所でこっそり全裸になって日焼けしている変態ゲイもいるらしいわ。グーグルアースに写っちゃえばいいのよ!」
何が楽しいのかはゲイであるママも、ノンケの私にもさっぱりわからなかったが、露出狂のように女性に迷惑をかけるでもなし。まあ、見つかった瞬間に公然わいせつ罪だとは思うが、節度を持って楽しんでほしい。 <取材・文・写真/日刊SPA!編集部>
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