更新日:2022年08月28日 09:22
お金

「足立区×10代ヤンキー」をターゲットにメルカリ副業で荒稼ぎする会社員

「副業を始めたい」  給与があがらず、多忙をきわめる毎日の中で、このような考えを持つビジネスパーソンも少なくないはずだ。しかし、本業の片手間にできて、時間を取られずに確実に収入を得られる副業というのはなかなか見つからないもの。  最近ではヤフオクやメルカリなど、個人で売買できるネットオークションやフリマアプリが台頭しつつあるが、数千、数万ある商品の中から相場が安定しており、かつすぐに売れる商品を見出すのはそう簡単なことではないだろう。

ブランド価値を作り出す!ロゴ入り商品が高値に大化け

 そんな中、簡単な手作業で毎月5万円の副収入を稼ぎ出している者がいる。話を聞いたのは、足立区に住む会社員、柴田寿明氏(24歳・男性)だ。柴田氏の現在の年収は約220万円。彼は普段、医療機器の部品工場に勤めている。入社以来、給料は一度もあがったことがない。

作業風景。2時間もあれば完成する

 彼が成功した副業は、メルカリを舞台にした”スワロフスキー風”に加工した服や帽子の販売だ。スワロフスキーといえばオーストリア発の高級クリスタル・ガラス製造会社。同社が手がけるスワロフスキー・クリスタル・ガラスは、通常のクリスタル・ガラスに比べ、酸化鉛が多いために、そのキラキラ度が段違いに高く、同社のクリスタル・ガラスを使ったアクセサリーやスマホケースには高値がついている。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1328840

2000円のナイキのキャップを”キラキラ”させるだけで10000円ほど価値があがる

 柴田氏は、このスワロフスキーの人気に注目。自作でスワロフスキー風の製品を作ってメルカリで売ったところ、飛ぶように売れたという。  このビジネスを思いついたそもそものきっかけは、駅前にたまる10代の若者の姿をぼんやりと見ていたときだった。

バーバリーなどブランドものの服を加工すると検索でも引っかかりやすいという

「足立区で見かける10代の若者は、高級ブランドのパチモンを着ていたり、やたらとキラキラしたものを身に着けたがる傾向があったんです。ジミーチュウやスワロフスキー風のスマホケースを使っていたり、ルブタン風のトートバックを持っていたりと、手は出せないハイブランドのデザインを模倣品でもよいから持ちたいという願望がある。それを見た時に、これなら自分にもできそうだと思いました」
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ブランドロゴにラインストーンを貼る単純作業で月5万
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