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俺の夜

第五十二夜【後編】

【担当記者:ナカソネ】

  こうして、酒池肉林の宴は終了。脱ぎっぷりの良すぎる彼女たちと汗だくになるまで遊んでいても、不思議と下腹部の膨らみは終始穏やか。これぞ大人の嗜みってやつなのでしょうか。

とはいえ、彼女たちと入れ違いで我が家を訪れたのは、”祭りのあと”のような寂りょう感。さきイカの異臭が充満する部屋を掃除していると、秘部で抜かれたビール瓶の栓を片隅で発見してしまい……。気がつくとタンスをひっくり返し、あぶく銭を探し始めてました。チョリーーーッス!!

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ピーチブロッサム
住:東京都新宿区新宿3-36-18 国士三協ビルB1F
電:03-3358-8567
営:16:00~25:00。
休:日曜
1時間3000円~。お座敷芸を披露できるスーパーコンパニオンは、
プラス6000円。関東一円の温泉場、自宅などにコンパニオンを派遣。
1時間1万円で山手線内は交通費無料。また、温泉旅行に同伴もOK。
店舗以外の場合、1週間前の予約が必要。性的サービスはなし。
http://www.peachblossom.jp/home.html

撮影/渡辺秀之

第五十二夜【中編】

【担当記者:ナカソネ】

 さっぱりした後は、お座敷遊びの定番・野球拳。戦利品(ピンクのブラ)は、頭に被るのが礼儀だって初めて知りました。

そんなこんなで、あらわになった女体に、チョコレートや乾きものを盛りつけてぺロリ。人生初の女体盛りで盛り上がりすぎ、気がつくとノドがカラカラ。ビールを飲みたいとリクエストすると、秘部を使って栓をスポンと抜いてくれるじゃないですか! これぞ古き良き温泉芸! 

続けざまにコンパニオンさんはナカソネを仰向けにして、顔の上に置いたおひねりの千円札を秘部で掴み取り。はっ、花電車だ! すっ、すげぇ! 温泉芸って、マジすごいっす!! 

ほかにも、タバコを吸ったり、吹き矢を飛ばしたりもできるという彼女。さすがに撮影できないので、個人的にこっそり堪能させていただきましたが、思わず正座して鑑賞してしまうほどの出来栄えでございました。

~そこらのキャバ嬢には絶対できない伝統芸~

★お座敷遊びの定番でヨヨイの酔い!

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野球拳
往年のコールも嬉しい本気の野球拳。ジャンケンで負けたほうが
一枚ずつ脱いでいくシンプルなゲームだが、勝っても負けても
盛り上がること請け合い。戦利品のブラは必ず被るべし!

★女体を器に盛り付け

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女体盛り
女体盛りには、ポテトチップスやさきイカなどの乾き物がベスト。
人肌でいい塩梅に溶けかけたチョコが美味。刺し身などの
ナマモノをイメージしがちだが、臭くなってしまうのでご法度

★お座敷には缶ではなく、瓶ビールがマスト!

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秘部抜き
栓抜きのヒモを秘部に入れて、瓶ビールの強固な栓さえも
スポンと抜いてしまう締りの良さ! ある程度の訓練は必要だが、
実際にはタンポンと栓抜きのヒモを結ぶのが主流だとか。

★一度咥えたら離さない温泉スッポン芸者!

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花電車
素晴らしい芸を見せてもらったら、コンパニオンさんにおひねり
(チップ)を渡すのが遊び人の礼儀。しかし、ただ渡すのでは芸が
ない。アソコに挟んで持ち上げてもらい、もう一芸だ

撮影/渡辺秀之

第五十二夜【前編】

自宅にいながら温泉コンパニオンと
がっつり遊べるサービスを発見!!

【担当記者:ナカソネ】

 先日、衣替えをしていたら、半ズボンのポケットから3万円を発見!

 自分のカネなんだけど、ちょっぴり得した気分のナカソネです。あぶく銭はパーッと遣うのが江戸っ子というもの。温泉で芸者でもあげて粋に遊ぼうと決意したんですが、こちとら夜討ち朝駆けの週刊誌記者。取材に追われて温泉に行くほどの時間はないし、3万円じゃ宿代と交通費で消えてしまう。あきらめかけていたとき、都内にも温泉コンパニオンを派遣してくれる店があるとの情報が! 早速電話してみました。チョリーッス!!

「ウチの女のコたちは、伊豆や熱海で働いている本物の温泉コンパニオン。キャバクラ形式の店舗のほうに一度遊びに来ていただいて、お客様との信頼関係が築ければ、自宅やラブホテルのパーティルームにも派遣できますよ」

 店でも温泉場同様のお座敷遊びが楽しめるのですが、常連になれば自宅でも楽しめるんです。派遣は2人からで、都内であれば交通費込みでひとり1時間1万円。男友達とのパーティに彩りを添えるには最適です。今回は初めてにも関わらず、取材ということで特別に自宅へ派遣してもらえました。

これぞ、日本の伝統。趣ある温泉芸に驚嘆!

 ビールや乾きものを買い込み、バスタブに湯を張って温泉の素を流し込んでいるとチャイムの音。コンパニオンさんの到着です。

「あら、お風呂を入れてるなんて準備がいいじゃない。そのまま入っちゃいなさいよ」

 いきなり全裸で背中を流してもらうという湯女サービスのスタート。姉さんのふくよかな胸が背中に当たるたびに、自宅にいるということを忘れさせてくれます。湯船にお盆を浮かべて一杯いただくなんて極楽気分まで味わえました。

江戸時代からの伝統。古き良き湯女が蘇る!

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湯女と洗いっこ
江戸時代初期、江戸の町の銭湯にあった背中を流してくれる
女性・湯女の文化は、いまも温泉地に息づく。しかも、手ぬぐい
ではなく、体を使って洗ってくれるという進化を!

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撮影/渡辺秀之

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