俺の夜
【俺の夜特別編「俺の遊び」】
ようやく全国で緊急事態宣言が解除。だが、感染拡大の第2波が懸念され、依然として外を出歩くことに対して厳しい目がある。そんななか、スマホやパソコンを使えばオンライン上でアイドルと遊び倒すことも可能なのだ!
テレワークしながら美女の活動を応援!
最近は、自宅でテレワークをするフリしてライブ配信アプリ「17 Live(イチナナライブ)」でアイドルたちの配信を眺めるのが日課となった記者。基本、無料で彼女たちが配信する様子を視聴できるのだが、雑談はもちろん、歌やダンスなどの特技を披露するコもいる。
アプリ内で応援の意味がある「エール」や「ギフト」を課金して贈ることも可能。最近のお気に入りは18代目ミニスカポリスの日向ひなさん。配信ルームを訪れると、さっそく声をかけられた。
「マエザワさん、いらっしゃーい。いま何やってるの?」 テレワークしながら見てるよ、とコメントを打ち込む。イチナナライブは見ているだけではなく、向こうからも話しかけてくることもあるので思わずドキッとしてしまう。彼女も初心者のようで、視聴者に使い方を聞きながら配信している様子がなんとも可愛らしい。記者はたまらず、何度もギフトを贈ったのだった。【17 Live(イチナナライブ)】https://17apps.onelink.me/i7CY/17LivePR
アイドルやモデル、歌手など、夢を持つ約7000人以上がプロのイチナナライバー(ライブ配信者)として活動しており、他にも多くの一般のイチナナライバーが参加。視聴者は「ギフト」や「エール」を贈ることで応援でき、「コメント」などを通してコミュニケーションを取ることが可能
オンラインだからこそ素顔が見られることも
アイドルが日替わりでママを務める、ビデオ会議アプリのZoomを使ったオンライン上のスナックがある。「オンラインアイドル」のサイトから事前に参加チケット(各部45分5000円)を購入すると、招待メールが届く。
そこにZoomで入室すると、スナック風のスタジオから配信されている様子。この日のママは小島未帆さんだ。缶ビールを片手に、パソコンの画面から彼女がオムライスを作る姿を眺める。 表示されたQRコードから飛び、“差し入れ”をクレジットカードで決済すると、テーブルに用意されていたドリンクやおつまみを彼女が実際に飲食できる仕組み。ビールを飲み、ほろ酔い加減の未帆さんからは過去のお酒にまつわる失敗談なんかも飛び出す。「ビールを20杯ぐらい飲んで記憶を飛ばしてしまいました(笑)」
そんな何げない会話が楽しい。
【オンラインアイドル】https://onlineidol.tokyo/
コミュニケーションにはZoomを使用、事前のチケット購入(各部45分5000円)が必須となる。配信中にドリンクやおつまみの差し入れが可能(各500円)。ママを務めるアイドルがリアルタイムで反応し、その場で飲食してくれる
爆乳グラドルとサシ飲み!
ある日、ツイッターのタイムラインにグラドルの吉沢さりぃさんが、Zoomで“サシ飲み”を行っているという情報が流れてきた。料金は1時間1万円。そこで、僕はコンタクトを取ってみた。
画面を開くと、Kカップの大きな谷間が目に飛び込んできた。
「今日は午後3時ぐらいから開始したんですけど、もう4ℓぐらいは飲んでますね(笑)」通常のイベントではアイドルとサシで話せる時間は限られていたはず。ある意味、これはコロナのおかげとも言えるが、サシ飲みとは思い切ったものだ。
「リアルでファンとサシは無理だけど、オンラインなら平気。私的には、大勢に気を使わなくていいのでラク」
日常に戻りつつある昨今だが、オンラインにはオンラインなりの良さがある。この文化がコロナ終息を迎えても続いてほしい!
先日、大田区大森までサウナ目的に足を運んだマエザワです。凝り固まった心身をサウナでととのえた後は、渇いた喉を潤しておいしいご飯が食べたくなる。そこで先輩記者に電話をかけ、大森でオススメの店はないものかと相談してみると、「女子アナの店があるよ」とのこと。アナウンサーと言えば、テレビの向こう側の存在。それは週刊誌の記者である僕にとっても、読者の皆様と同様。これまで生で接したことはなかったのだ。
そんな“高嶺の花”のアナウンサーに会える店があるというならば、行かない理由など何ひとつ見つからない。詳しい場所を聞けば、駅の東口から徒歩4分。グーグルマップに住所を入力すると……なんと、先ほどととのったサウナのほぼ目の前にあったのだ!
憧れの“女子アナ”に誰でも会いに行ける!
今回訪れたのは「ねことふじい」という店。昼はカフェ、夜は日本酒バルとして営業している。扉を開けようとすると、入り口付近に座っていた猫と目が合った。人間に慣れているらしく、まったく逃げようともしない。「この子、猫店長のちゅうちゃんって言うんです」
微笑みながら声をかけてきた美女。一瞬でその人がアナウンサーだと理解した。彼女の名前は藤井舞さん。店内には、猫をモチーフにしたインテリアが並び、猫に対して並々ならぬこだわりがあることは明らかだった。同店がオープンしたのは昨年の5月だという。
「猫のためになることがしたかったのですが、保護活動や募金となると、普通の人にはハードルが高い。そこで、もともと私がお酒好きだったこともあり、誰でも気軽に“酔って猫助けができる”日本酒バルをつくったんです」
全国各地の日本酒を約30種用意し、お酒を一杯飲むごとに10円が保護団体に寄付されるという。開店以来、集まった猫募金の合計は約35万円。僕も協力したいと、ぐびっとお酒を飲み干した。次は、おいしいご飯が食べたくなる。現在独身、花嫁修業を兼ねた手料理に舌鼓!
オススメのメニューを聞けば、カレーと豚汁だというので注文すると、オーナーにもかかわらず、自ら厨房に立つ藤井さん。
「じつは、私の花嫁修業も兼ねているんです(笑)。豚汁は藤井家の味で、母から教わりました。味噌を使わないのが特徴です」 実食してみれば、そうは思えないほど味がしっかりしている。続いて、かわいらしい猫を模したカレーだ。大きめの野菜がゴロゴロと入っており、食べ応えバツグン。サウナ飯と言えばカレーを挙げる人も多いだろうが、まさにうってつけなのである。ともあれ、本物のアナウンサーが目の前で楽しそうに働く姿は、見ているだけで幸せな気分になる。今後の展開を聞くと……。
「今度は“歌って猫助けができるをコンセプトにしたカラオケができる店をつくるつもりです。4月中に大森でオープンさせられたらいいなと考えています」
癒やしを求めた夜、当初はサウナのために赴いた大森だったが、穴場を見つけた気分。今後は僕の黄金コースに決まりだ。
【ねことふじい】
住:東京都大田区大森北1-36-9 1F
電:03-6450-0506
営:カフェ12:00〜17:00(火木土日のみ営業)、バル19:00〜24:00
休:日(カフェは営業)
料:日本酒一合飲み切り各900円ほか、おつまみも充実。
Twitter:@necotofujii
Instagram:@necotofujii
Facebook:ねことふじい
撮影/長谷英史
小遣いが足りない。一般的なサラリーマンが直面する切実な問題だ。給料が振り込まれた直後にキャバクラやガールズバーで豪遊するのもいいが、不景気の影響もあり、継続して通える人なんて今はほんのひと握りかもしれない。当然、僕も例外ではないのだが、いかにコスパよく夜遊びを楽しむか。常にアンテナを張り巡らせている。
2月上旬、そんな僕のところに激安で飲み食いできるうえ、スタッフが美女ぞろいの店があるという情報が飛び込んできたのだ。しかも、場所は麻布十番。上級国民のみに足を踏み入れることが許された“大人の隠れ家”的な飲食店ばかり……というイメージもあるが、そこに行きつけの店が欲しいと考えていた僕は、実際に調査してみることにした。
ちょい飲みからがっつり深酒まで
やって来たのは麻布十番大通り。普段は六本木交差点付近の喧噪にまみれることの多い僕だが、この周辺を訪れたのは初めてなので、まずは落ち着いた雰囲気に驚かされた。今回の目的の店である「SpanishBar5CINCO」は、大通りの入り口にある雑居ビルに入っていた。
店内を見渡すと、多くの客で賑わっており、なかには女性客の姿も。スタッフたちと楽しそうに談笑していた。
同店は2月1日に開店したばかりだが、すでに常連客も少なくないという。その大きな理由は、都内一等地では破格とも言える価格設定だ。なんと、30分1000円で飲み放題なのだ。「仕事終わりにさくっと飲んで帰る人もいれば、何時間も居続ける人もいますよ」(めぐさん)
財布を気にせずに毎日会いにいける喜びよ
そんな会話をしていると、左隣に座っていたほろ酔い加減の男性客から声をかけられた。
「僕は連日通っているのですが、今日は5時間も居座っていますね。安いし、店員さんもカワイイので(笑)」
スタッフに500円でドリンクをごちそうすることもできる。
この日に出勤していためぐさん、ひかりさん、むっちゃんにもお酒を頼み、その場に居合わせたみんなで乾杯すると、店内は一体感に包まれる。ここでは、初対面の客同士でも気軽に話しやすい空気がある。右隣の男性客が言う。「この店はサブスクで飲み放題サービスというのもやっているのが嬉しい。月額1万5000円ですが、夜の店で飲んだら1回か2回で飛んでしまう金額なので、お得です。僕はさっそく登録しちゃいましたね」
キャバクラやガールズバーでもう散財する必要はナシ!?
正直、同店で働く女性スタッフたちは、容姿をウリにするガールズバーやキャバクラにも引けを取らない美女ばかり。控えめに言っても、最高じゃん(笑)。
昨年の20代~50代の男性サラリーマンの平均小遣い額は月3万6747円(※新生銀行調べ)。’79年以降で、2番目に低い数字だ。
そんななかでも日常的においしい酒と肴、そして美女のハットトリックがキメられる同店。これからは麻布十番をホームグラウンドに、夜の調査を続行しようと決心したマエザワでした。【Spanish Bar 5 CINCO】
住:東京都港区元麻布3-11-2 カドル麻布十番4F
電:03-6804-3257
営:17:30~24:00(月~土)
休:日
料:飲み放題30分1000円、延長15分500円、月額1万5000円(混雑時は2時間制となります)、タパス・ピンチョス(2個)各500円 ※税別
撮影/長谷英史