日本の寒い夜はロシア美女の笑顔と家庭料理で温まってみる

 少し前から、外国人女性が働くお店が増えてきた印象がある。これまでは「外国人女性=外パブ」だったが、新橋を歩いても「ガールズバー、どうですか?」と白人女性(日本のビジュアル系バンドが好きだと言っていた)から声掛けされたし、秋葉原でも白人のメイドカフェ店員が絶賛客引き中。今年の訪日外国人数は2000万人を突破したようだが、トラベラーだけじゃなく夜の街でもその影響力がどんどん高まっている……のかも。

 そんななか、なんとロシア美女だけが働くメイドカフェがオープンしたという情報が入った。なんでも看板娘は有名外国人コスプレイヤーなのだとか。早速、訪ねた。

美女の手作りロシア家庭料理を格安で!

左からウサギさん、ナスチャん、アリョ先輩。3人とも日本のアニメや音楽が好きで来日。メイドとの記念写真(1500円)も可能だ

 やってきたのは早稲田駅から徒歩1分ほどにあるロシアンメイドカフェ「ItaCafe」だ。実はこちらのお店、出店資金をクラウドファンディングで募ったところ、目標金額20万円だったのが300万円以上を集めたという。そんな同店で店長を務めるのは、“美人すぎるロシア人コスプレイヤー”として、そっちの業界では有名人のナスチャん(ツイッターのフォロワー数は1万3000人)。この日はアニメ『ガールズ&パンツァー』のコスプレで出迎えてくれた彼女は、1年半前から日本に留学中なのだとか。

「ロシアの銀行で働いていたけど、日本で人生を変えたかった。まだまだ日本語、勉強中です(笑)」

人気コスプレイヤーでもあるナスチャん(ツイッター@nastyan_cos)。手に持っているのはロシアのビール「バルティカ」

 母国でのエリートの道を捨ててまで日本を選んだ情熱には感服するばかり。彼女を含めこちらでは4人のロシア美女が働いているが、みんな驚くほど日本語が堪能だ。そして同店では彼女たち手作りのロシア料理やドリンクが格安で堪能できる。早速オリヴィエ(ロシア風ポテトサラダ)やシー(鶏肉のスープ)などを注文し、ロシアのビール「バルティカ」で乾杯。ちなみに、やはりロシアの女性はお酒好きなのかと思いきや……。

ナスチャん「いつもロシアのことを聞かれて最初に教えるのは『ロシア人はそんなにお酒ばっかり飲んでないよ』って言います(笑)」

アリョ先輩「ウォッカは若い人はあまり好きじゃないですね。ヤンキーぽい人は飲んでますけど」

 ロシアのヤンキーってなんだ? と思いつつも日本人が抱くロシアのイメージとは違う発見があるのも楽しい。客層もメイドと会話を楽しんだり、団体のサラリーマンが飲み会していたり、一人でじっくり料理を楽しむ人の姿もある。メイド喫茶というより、自分に合った使い方ができる身近な“ロシア料理居酒屋”のようだった。

ウサギさん「“萌え萌えキュンキュン”の魔法はないけど、ロシアの愛と料理でおもてなししますよ」

 帰りに彼女たちが「スパシーバ(ありがとう)」と笑顔で手を振るお見送りに対し「こちらこそ日本に来てくれてスパシーバ」。ロシア人美女たちの温かいおもてなしに、“萌え”を感じた夜だった。

店内にはロシアの小物も。制服はロシア風にアレンジされたメイド服。樽職人が作った木製ジョッキで飲むロシアビールは格別だ

【ロシアンメイドカフェ「ItaCafe」】
住:東京都新宿区早稲田町67 早稲田クローバービル1F
営:15~20時(メイドは17時~)
休:日・月
料:30分/200円(カフェタイムは無料)
詳細はツイッター(@itacafe25D)まで。
※11月27日~12月5日は臨時休業

撮影/水野義之

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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