夏休みが一切とれなかった今年の夏。40℃の猛暑のなかで熱投する金足農業の吉田君の姿をニュースで見て、空調の効いた喫茶店でサボる自分を戒めたスパムです。
こうしてはおれん。読者の皆様に有益な夜遊び情報を提供せねばと秋葉原界隈をプラプラしていると、なんでも秋葉原では最近、バニーガールの店が続々生まれて盛り上がっているらしい。そんななかで、バニーが水タバコを給仕してくれるという店を発見。これまでもカジノバニー、居酒屋バニー、ワインバニーなどさまざまな店を訪れているが……まったく想像がつかない。未開拓バニーが棲息する大人の社交場へと行ってみた。
最近は水タバコ好き女子が急増している
訪れたのは、秋葉原駅から徒歩1分のガールズバー「バニーパレス」だ。昨年の8月21日(バニー)にオープン。店内に入るとカウンター席とボックス席があり、BGMにはジャズが流れてホテルのバーラウンジを思わせる雰囲気。給仕してくれたのは、ベルベット素材のセクシーなバニー衣装に身を包んだ、おもちさんとはりーさんだった。
おもち「最初はバニー目当ての方も、初めてシーシャ(水タバコ)を体験してハマる人が多いですよ」渇いた喉をビールで潤し、早速シーシャを注文(1回1480円)。すると、卓上サイズのシーシャが登場した。同店ではお客さんの好み(さっぱり系や甘い系など)を聞き、バニーがフレーバーを選んでくれる。セットが終わると、バニーが胸元から出したマウスピースをはめて煙を調整。その一連の所作を見てるだけで期待が膨らむ。
バニーガールを横目に煙にまみれる!
はりー「フレーバーや吸い方(煙の微調整)で味が変わるので、バニーによって全然違うんですよ」
あ、こちらに出すときはマウスピースが取り替えられるのね……。吸い込むとコポコポコポと音を立てて、吐き出す煙とともに甘い香りが広がる。まったく息苦しくなく贅沢な気分。巷ではシーシャ好き女子が急増しているそうだ。
はりー「私もここでシーシャを初めて知って、今は自宅用のシーシャを買って毎日吸ってますね(笑)」
おもち「シーシャはアロマと同じ感覚。1台を男女でシェアして吸うシーシャデートは親密感が出てオススメです」
豪快に煙を吐き出すほうがモテるらしい
それで自然に2人の距離も近づきそうだなぁ……と妄想しながら、プカプカと吸っていたスパム。すると横から見ていたえまさんから、「シーシャは煙をたくさん出して豪快に吸うのがカッコイイんですよ。ただ吸っていればモテるっていうマインドは絶対ダメですね(笑)」と、チクリ。紳士の心得を肝に銘じます。
「コンセプトは『酒とタバコと女』。お酒を飲みながらバニーに囲まれて、ワンランク上の男性になった気分で楽しんでください」(さな店長)
その言葉通り、今までにないバニーの空間を嗜めた一夜でした。
【Bunny Palace】住 東京都千代田区神田佐久間町1-16-1 大橋ビル7F
電 03-6206-8912
営 19:00~翌5:00(日曜は24:00まで)
料 50分/2480円(21時以降は3480円) 税・サ10%
その他はお店のHP:http://bunny-palace.com/まで
撮影/渡辺秀之
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スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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