デジタル

「おサイフケータイ」「ツイッター」に終焉の予感!?

毎年、さまざまな製品やサービスが現れては消えていくIT業界。昨年も“業界の巨人”に歯が立たずに敗れ去ったデジモノ・サービスが数々あった――

「近い将来消える!?」編…激変する時代、あのサービスは踏みとどまれるのか?

 今はまだ健在でも、将来が危ぶまれるサービスとは……?  愛用者も多い「おサイフケータイ」や「モバイルSuica」の先行きを危惧するのはモバイル評論家・法林岳之氏。
ガラパゴス化したFelicaの未来は暗い?

ガラパゴス化したFelicaの未来は暗い? おサイフケータイのユーザーは、全スマホユーザーの5%にとどまるともいわれ、いつ切られてもおかしくない?

「Apple Payをはじめ、世界中で非接触ICなどによるモバイル決済サービスの普及が進んでいますが、中心となるのは『NFC』という技術。日本のスマホで採用されている『Felica』は世界的にもごく少数派であり、端末のグローバル化が進めば搭載が見送られる可能性が高い」  そうなれば、スマホと交通ICが一体化した「モバイルSuica」のようなサービスにも影響が。 「全国の改札に設置されているFelicaリーダーをNFCに置き換えるのは現実的ではありませんし、そもそもNFCの反応速度では日本の乗客数を捌けない。モバイルSuicaユーザーは“プラスチックカード”に回帰せざるを得ないでしょう」(法林氏) 「ツイッター」の終焉を予測するのは、ITライターのコヤマタカヒロ氏。 「昨年、ツイート数の表示が廃止されたことで、企業サイトなどで評価指標として使われていたツイッターの価値が大幅に下がっています。現在噂されている140文字から1万文字への増量も、せっかくの強みを仕様変更でないがしろにするもの。“足あと”を一時廃止してユーザーの離反を招いたかつてのmixiにそっくりです」  有力な代替サービスが登場すれば、一気にユーザーが離脱する可能性もありそうだ。
仕様の“改悪”でツイッター終了か?

仕様の“改悪”でツイッター終了か? ツイッターのCEO、ジャック・ドーシー氏がツイートした「1万文字ツイート」のスクリーンショット。違和感ありすぎ……

― 追悼「消えるデジモノ・サービス」 ―
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