パチンコ違法釘問題から野球賭博、ソシャゲ問題まで言いたい放題座談会【POKKA吉田×やまもといちろう×木曽崇】
パチンコジャーナリスト・POKKA吉田氏の新刊『パチンコが本当になくなる日』の発売を記念し、日刊SPA!編集部はカジノ研究者の木曽崇氏、ブロガーのやまもといちろう氏をお呼びして座談会を設けた。だが、野球好きのPOKKA吉田氏とやまもと氏、ギャンブル界代表の木曽氏の集いゆえ、話はパチンコから離れ、最近世を騒がせているプロ野球とギャンブルの問題から始まった。
POKKA吉田:試合前に組んだ円陣で声出しをした人間に、試合に勝ったら選手全員が5000円を支払い、逆に試合に負けたら声出しをした人が全員に1000円を支払うという行為について、まるで刑法の理解が足りないコメントが巨人と阪神から出ていました。「刑法が定める賭博にはあたりません」みたいに聞こえかねない。アンタは何様なんですか、法務省ですかってツッコまれてもしょうがない内容じゃないですか。
木曽崇:中日のように、ノック中のエラーによる罰金をプールして投手の懇親会費にあてるような形だったらオッケーだったんですが……。
やまもといちろう:でも「もともと円陣は昔から巨人の伝統で、僕が聞いてる限りでは60年代にはすでにあった。巨人軍の伝統でヤメられませんでした、すみません」っていわれちゃうと、まぁそうなのかなと。
POKKA吉田:じゃあさかのぼると世界のO選手も、ミスターN選手もやってたってこと?
一同苦笑
木曽崇:巨人ではノックでエラーすると選手同士で1万円をやりとりしていましたが、ボクのところに取材にくるスポーツ紙記者も、いつか表に出るよねって言い方をしていた。練習に取材に行くと、「バット折れたら何万円」とかってそこらじゅうで会話が飛び交ってるなんて話も(笑)。
POKKA吉田:でもスポーツ新聞がこの件の批判記事を書くのはアンフェア。プロ野球担当のスポーツ記者たちが試合中に何をしてるかって話なんですよ。オレは彼らのベッティングの方法をかなり詳しくきいていますから、スポーツ紙よ、お前が言うなって話なんです。プロ野球の担当で配属された記者は、賭けて仕事を覚えるの。要は、イニングごとに買ってくわけ。
『パチンコが本当になくなる日』 2015年に激しく揺れ動いたパチンコ業界。その病巣に鋭く斬り込む! |
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