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憧れの“湘南暮らし”で感じた不便なポイント――終バスが早い、飲食店が少ない、道路渋滞が多い…

 神奈川県相模湾沿岸に広がる湘南エリア。風光明媚な景色と、都心へのアクセスが良いこともあり、近年その人気がぐんぐんと上昇中だ。  2015年の「主婦が住みたい街ランキング」では、湘南エリアの中心部・藤沢が1位に輝くなど、そのブランドに惹かれ引っ越して来る人は後を絶たない。  他にも小洒落たカフェや続々と出来る商業施設など、発展を遂げているように見える湘南だが、あくまでそれは一面にすぎない。どのエリアにも光と影は存在するもので、住んでみた結果見えてくる不満もある。  湘南エリアの不便なポイントを住民たちの声とともに紹介しよう。

終バスは10時55分!飲み会は即切り上げなければならない

 湘南エリアに住みながら、都心まで通勤しているという人は少なくない。そこでの悩みどころは「終電」と言いたいところだが、東海道線などは東京駅発の電車が深夜0時前まで動いているため比較的困ることはない。それに代わって浮き上がってくる問題が「終バス」だ。  都心とは違い、湘南エリアの駅間距離は長いため、歩いて帰るにはかなりハード。そのためバスを利用する人たちが主なのだが、藤沢・大船などのターミナル駅でさえも最終は23時前と早い。たとえば、大船駅発のある路線の終バスは22時55分。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1108210

大船駅のバス時刻表。なんと終バスは10時55分!東京駅を一時間前に出ないと間に合わない

 バスの時刻を考慮すれば、都心で会社の飲み会に参加した場合、22時には電車に乗っていなければならない。そのため、“サクッと飲んで帰る”ことが当たり前になってしまうのが辛いところだ。  むろん、なかにはこのような状況を「ダラダラ飲まずに済む」「終バスを理由に帰れる」とメリットと捉える者もいるかもしれない。だが、万が一終バスを逃してしまうと、そこには悲劇が待っているのは言うまでもない。
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「オシャレ湘南」は域内面積の1%未満。実態は外食難民だらけ
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