金持ちより貧乏人のほうが幸福度は高い――その根拠を分析してみた
【人生で大事なのは、お金より幸せだ】by人生の賭け方
お金に支配されている人は、お金と幸せが異次元のベクトルなのを忘れている。狙っている女性がお金ではなびかないように、お金と幸せは別モノだ。お金を持っても幸せになれる訳ではない。
「宝くじに大当たりしたあと、不幸になった率が9割弱だった」と、アメリカのテレビで見た。ネット検索してみても、同様の記事がたくさん出てくる。
「配当された日に離婚される⇒親権が取れなく子供とも会えなくなる⇒あらゆる人からお金をたかられる⇒ドラッグにおぼれてしまう⇒高級車に乗って事故死や遺産狙いの暗殺⇒『当たらなければ幸せなままだった』と遺書を残し自殺」
逆に世界を6周しているときは、貧乏なのに幸せな人といっぱい出逢った。人生はお金がないほど、頭を使ってガンバる必要性が生じてくる。給料前の金欠時は、お金の使い道を真剣に考えて使う。貧乏だからと、もがき、ガンバることが「生」を感じさせてくれるのだ。逆にお金があると、生産とは別に消費に回す時間を捻出する必要がある。浪費・放蕩をするだけの時間に価値はなく、つまり人生トータルの時間はマイナスになる。
お金持ちは生産する時間にもがき、消費する時間にはもがかない。生産と消費の双方の時間にもがく貧乏人のほうが、人生トータルの時間が多いことは一目瞭然である。
お金持ちはリタイアしてみてもヒマに耐えられなくなり、元の状態へ戻る人も多い。しょせん、もがく対象がない人生は退屈だ。人はお金などを持ち過ぎた瞬間から、失うことへの不安すら生じだす。貧乏なら失う不安もなく、そしてもがくしかない。でもそれは実のとこ、幸せなことなのだ。
お金を「食」に置き換えてみよう。自分の食べる量が必要なだけ。本来はお金も、自分の幸せに必要な分だけでいい。
あなたはお金をたくさん得るために生まれてきたのではない。あなたは幸せをたくさん得るために生まれてきたのだ。
【人生で大事なのは、お金より[幸せ×時間]だ】by人生の賭け方
最後に、冒頭の問いかけ「収入っておいくらなのですか?」へ戻りたい。この問いかけをする生き方よりは、「その仕事って、やっぱり楽しいのですか?」。そう問いかける人生のスタンスを目指していこう。他人への問いかけが鏡のごとく返ってきて、自分が楽しくなり、幸せになれるから。
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1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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