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プロレス歴、2年2か月。ジェイク・リーの葛藤【最強レスラー数珠つなぎ vol.3】

 「最強レスラー数珠つなぎ」――毎回のインタビューの最後に、自分以外で最強だと思うレスラーを指名してもらい、次はそのレスラーにインタビューをする。プロレスとはなにか。強さとはなにか。この連載を通して探っていきたい。

 プロレスラーにインタビューをすると、ほとんどの選手がこう言う。「子供の頃からプロレスラーになりたかった」。だが、ジェイク・リーの場合は違った。大学在学中、恵まれた体格とウェイトリフティングの実績を買われ、卒業後、全日本プロレスに入団。しかし、プロレスの知識もない。技術もない。僅か9か月余りでプロレス界から姿を消した。その後、総合格闘技を経て、’15年、プロレス再デビューをする。

 27歳。プロレス歴、2年2か月。ジェイクはいま、なにを思ってプロレスと向き合っているのだろうか。

――宮原健斗選手のご指名です。三冠王者から“最強レスラー”と言われて、いかがですか。

ジェイク・リー(以下、ジェイク):単純に、「えっ、僕?」と(笑)。けど価値観は人それぞれなので、僕に強くなってほしいという希望だったり、健斗さんなりのイメージなんじゃないかなと感じました。

――ジェイク選手の強みとして、「192cmの長身とルックス」とおっしゃっていました。

ジェイク:ルックスはなんとも言えないですけど(笑)。身長はどれだけ自分が努力しても、どんな名トレーナーであっても選手に授けることはできないので。それは親に感謝ですよね。僕らがやっているのは戦いを見せることなので、大きければ大きいほどお客さんに伝わりやすいというのはあると思います。

――元々はウェイトリフティングのご出身なんですよね。

ジェイク:中高大と、10年間やっていました。特別、ウェイトリフティングという競技が好きだったわけじゃないんです。僕が通っていた学校は生徒数が少なくて、部活動が限られていたんですよ。男子だったらサッカーか、陸上か、吹奏楽か、重量挙げ。すごい極端なんですけど(笑)。小学校のときはサッカー部だったんですが、サッカーってチームプレイじゃないですか。自分一人の力でどこまでやれるのかということに興味を持ったんです。

――それが大学まで続けられたんですね。

ジェイク:大学は推薦で入ったんですけど、途中で辞めるわけにはいかないなという思いもありましたし、なんだかんだ4年間やりましたね。

――全国大会5位までいかれて、その実績を買われて全日本プロレスにスカウトされた。

ジェイク:そういう実績もありましたし、人との縁もあってお話をいただきました。決して僕、重量挙げ選手として極めて高いパワーを持っている選手ではなかったんですよ。ケガにも悩まされて、復帰するのにすごく時間がかかった時期もありました。なので入団が決まってから、とりあえず重量挙げの実績を作ることだけに専念しろということで、ひたすら重量挙げの練習をしていましたね。

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プロレスを始めたのは、全日本プロレスに入団してから

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