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安倍総理の真珠湾訪問では、ハワイにある特攻隊記念碑にもお参りをしてほしい【評論家・江崎道朗】

尖閣防衛について言及しない日本

 案内してくれた米軍関係者は、私がその記念碑に手を合わせると、「このカネオヘ海兵隊基地には、観光客は入れないので、めったに日本人が来ない。こうやって日本人が来てくれて本当に嬉しい」と、自分のことのように喜んでくれた。  実はハワイの太平洋軍司令部には、日本政府や沖縄県関係者などが頻繁に訪れているが、その大半が、飯田大尉の記念碑のことを話してもほとんど関心を示さないという。「国のために命をささげた自国の軍人に対して敬意を払うつもりのない日本人を果たして信用できるのか」。内心、こう思っているアメリカ軍関係者が多いことは知っておくべきだろう。  しかも、飯田大尉の記念碑に無関心な日本人の多くは、沖縄の米軍基地の問題で米軍を非難する一方で、尖閣諸島防衛など日米合同でアジア太平洋を守ることについてはなんら関心を示そうとしない。  アメリカの首都ワシントンの国防総省の官僚たちは、中国寄りのオバマ民主党政権の顔色を伺いながら、仕事をせざるをえないため、どうしても尖閣防衛については腰が引けている。  しかし、尖閣を含む日本防衛に責任を持ち、中国軍の動向に日々神経をとがらしているハワイの太平洋軍司令部は、尖閣防衛についても極めて強い関心を抱いているのだ。
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ワシントンでは「China」、ハワイでは「Enemy」
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コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾―迫り来る反日包囲網の正体を暴く

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