雑学

客のクレームにウンザリしている鉄道会社の駅員たち

「ブラック企業」は数多いが、時にそのブラックさは、「過剰なサービス」が要因となっていることがある。モンスター客や取引先の過剰要求、便利すぎるシステムなどでパンク寸前の現場の悲鳴に耳を傾けてみた!

終夜運転をしなくても大晦日はトラブル続出


駅員

※写真はイメージです。本文とは一切関係ありません

「鉄道の業務は目的地まで乗客を運ぶこと。その見返りに運賃を頂いています。決して定時輸送を保証しているものではない。にもかかわらず、数分遅れたらやはり謝らなくちゃいけない。文句を言う暇があったらとっとと行けばいいと思うんですが……」

 こうぼやくのは、ある大手鉄道会社の駅員だ。また、お馴染みとなった大晦日の終夜運転サービスで、とばっちりを受けることも。

「ウチの会社はやっていないけど、どこもかしこもやってるでしょ? そのせいで終電を勘違いして乗り過ごすお客さんが激増した。ガミガミ言われても、公共交通機関だから乗車拒否するわけにもいかず、ひたすら謝るしかない。それが嫌で退職した同僚もたくさんいます」

 安さが魅力の青春18きっぷも混乱を招く。

「シーズンが始まると毎回乗れる電車と乗れない電車の説明とか、余分な仕事が増える。ちゃんと書いてあるけど、毎年わからない人も多いから」

 どの鉄道事業者も駅の人員は減らされる一方。それに対して仕事は増えている。現場はもはや限界なのだ。

【現場の悲鳴】
季節に合わせたサービスでお客さんも大混乱

― [便利すぎるサービス]現場は崩壊寸前! ―




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