更新日:2020年09月11日 17:21
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「GU・無印良品・ユニクロ」で買ってはいけないアイテム3選

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第116回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回はGU・無印良品・ユニクロの「買ってはいけないアイテム」を3つセレクトしました。なぜ「買ってはいけないのか?」……それぞれのブランドのいいところが活かされていないアイテムだからです。各ブランドの特長を紹介しつつ、なぜこのアイテムがダメなのか説明していきましょう。 ▼なんだか見たことあるような既視感
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なんか見たことある!

●GU ビッグスウェットパーカ(マーベル・長袖)1990円(+税)  海外展開が広がるにつれて「高価格化」「ブランド化」が強くなっているユニクロと一線をひくように、あくまで「国内トレンドに応じた低価格路線」を貫くGU。ユニクロの高価格化によりこぼれた顧客を拾うべく最近では「安かろう悪かろう」ではなく「低価格ながら大人でも使えるアイテム」を多数生産しています。レディースが強いイメージでしたがこの1年のGUはメンズも上々。デザインも質感もレベルが高くなっています。「10代の子が買う安服」という過去のイメージを引きずっている人も少なくないとは思いますが、ぜひ一度足を運んでみてください。いつのまにか変わったGUに驚くはずです。  しかし、そんなGUの特長がまったく活かされていない「なんだこりゃ」なアイテムは存在するのも事実。とくに30代以上の大人な男性には絶対にオススメできないのがこの「マーベル」シリーズ。アメコミでおなじみの「マーベル・コミック」とのコラボライン(ちなみに昔は「マーヴル」表記でしたが最近は「マーベル」で統一されているようです)。  マーベルをボックスロゴで表現したデザインが特徴のパーカーやスウェットが人気のようですが、このボックスロゴを配置したパーカー、ちょっと服を知ってる人なら絶大な人気を誇るカリスマスケーターブランド「Supreme」が元ネタだとわかるはず。「アジダス(アディダス)」「オコシテ(ラコステ)」などのパクリTシャツほどではありませんが、ちょっと気が引ける。素材感やシルエット自体は悪くないだけに残念です。Tシャツのデザインなどはオリジナルでなかなかのクオリティを実現しているのだから、パクリのようにも思われるデザインではなくストレートに勝負すべきだと思います。
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無印良品の買ってはいけない商品とは?
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ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

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