女がイラッとする「余計な一言」を男が止められないワケ【カリスマ男の娘・大島薫】
―[カリスマ男の娘・大島薫]―
見た目は美女でも心は男――。「カリスマ男の娘」として人気を博し、過去には男性なのに女優としてAVデビューを果たした大島薫。女性の格好をしたまま暮らす“彼”だからこそ覗ける、世の中のヘンテコな部分とは?
どうしてこうも男性は“距離感”を知らない人が多いのか。
先日、友人の木村えりちゃんの舞台を観に行った。えりちゃんと知り合ったのは、秋葉原のアイドル喫茶店「バックステージパス」だ。当時えりちゃんはアイドルとして在籍しており、ボクはまだ現役のAV女優だった。そんな立場の違いがありながらも、仲良くしてくれていたえりちゃんは、彼女がアイドルを辞めたあとも、互いに互いの活動を応援しあう仲を続けられている。
そういえば、ボクはわりとアイドルの知り合いが多い。元でいえばAKB48の小野恵令奈ちゃんや、BILLIE IDLE(R)のファーストサマーウイカちゃんなどとも交流がある。昨今アイドルビジネスも増え、地下アイドルまで含めればその数は膨大だ。基本的に男性ファンを相手にする彼女たちを見ていると、男性は女性との距離感がわかっていない人が多いなとつくづく感じる。
「ツイッターなんかのリプライでも、なんでこんなメッセージ送ってきたの? って頭を抱えるようなコメント山ほど来るよ」
アイドル活動をやっている子からこういう話を聞くことは少なくない。
「この前なんか写メをアップしたら『この太い足がイイですね』なんてコメントが来て、そんなの言わなくていいから!って思ったよ(笑)」
たしかに。ただ褒めるだけなら「足がイイですね」だけで良かったはずだ。どうして余計な一言を足したがるのだろう。こういうことはアイドルに限らず、職場の男性上司と女性部下なんかでもよく聞くエピソードだ。
女性の自虐的なセリフに対する男女の返し方の違い
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1989年6月7日生まれ。男性でありながらAV女優として、大手AVメーカーKMPにて初の専属女優契約を結ぶ2015年にAV女優を引退し、現在は作家活動を行っている。ツイッター@OshimaKaoru
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