更新日:2017年06月01日 17:39
仕事

「独身で無職、孤独な中年」になってしまう人の共通点

“職場以外”の居場所を意識的につくる努力を!

孤独 これほどにも生きづらい時代、独身中年が「失職→孤立」の“落とし穴”から自らの身を守る自衛策はあるのだろうか? 「企業にしがみつくように働くばかりでは、そこが断ち切られたときに瞬く間に孤立し転落するばかり。今後は、職場以外に『自分はここにいていいんだ』と思える居場所を意識的につくっておくことが重要ではないでしょうか。 とはいっても大層なことではなく、仕事抜きで話せる友達を大事にする、行きつけの店をつくる、ネットで趣味を共有できるコミュニティに入る、といった些細なことからで十分で、それが社会との繋がりの第一歩になります。 そして、年齢を重ねても新たな人付き合いをいとわない姿勢を持つべきです。孤立は何より人間の気力を奪います。どんな状況であれ今の自分を肯定し、他者との繋がりを心がけるべきです」(藤原氏)  一度レールから外れるとなかなかやり直しが利かない今の日本の社会。だがそれを“仕方がない”と諦めるのはナンセンス。万が一、何かがあっても“孤立しないための努力”でそのときに備えておくことが、今の40代に求められているのかもしれない。 <孤立しないための防衛策> ・職場以外の居場所を意識的に確保する ・新たな対人関係の構築をいとわない ・どんな状況であれ今の自分を肯定する 取材・文/加藤カジカ 姫野ケイ 江沢 洋 撮影/時永大吾 難波雄史 ― [独身 無職 中年]の絶望 ―
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