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しみけん×森林原人――人気AV男優2人の超アブノーマルセックス対談「何フェチか即答できない男はセックスがつまらない」

セックス対談-03森林:セックスのときにイケないとか勃たないとかあると思うけど、男性器の都合とは関係ないところでも相手と繋がれるんだから、性癖とかフェチって強いよね。 しみけん:だから僕、ウンコを食べたとき、チンコがぐにゃぐにゃのまま射精することもあるんですよ。そんなにしごかなくても透明の汁がドバドバ出て(笑)。頭が真っ白になる。 森林:本当に脳がしびれているのかもね。 しみけん:病気になってしまったとき、お医者さんにもヤメろと言われていたんですけど、それでもウンコを飲みこんでしまったんです。案の定、倒れてしまって。次の現場のADに電話して「ウンコをゴックンしちゃったから、もう行けないかもしれない」って、そのときの声が死にそうでヤバかったらしいです(笑)。 セックス対談-04――素朴な疑問なのですが、ウンコっておいしいのでしょうか? しみけん:「ニオイそのまま味」ってのがピッタリかも。ウンコって、食欲とか味で食べているのではなく、性欲なんですよ。だから、どんな味だろうが興奮する。食べたとき、まずはニオイが鼻に抜ける。とにかくニオイのインパクトがすごい。そのあと、味わったことのないテクスチャーと言いますか。クチャクチャクチャ……って食感がきて。要するに、味の存在感ってないんですよ。 ――「俺はウンコを食べているんだ」「他人と違うことをしている自分」という知的興奮とは違う? しみけん:いや、それはないかな。本能で好きなものって、理由じゃないんです。だから、なかなか説明が難しいんだけどね。 森林:知的興奮といえば、山本竜二さん。潔癖症なんですけど、ウンコが好きで。「潔癖性の僕がウンコを食べている」という高まりだと言ってた。 しみけん:それをパラフィリアとも言う。僕はフェチシズムのほう。同じウンコを食べる人でも違うんですよね。 森林:フェチがあるのは、セックスをするうえで強み。勃起ポイントという意味でも。カラダの性感帯を開発するのも大事ですけど、相手のパーツに興奮できるといいですね。自分が何を好きなのか、フェチを把握しておくのが大事ですよね。そして、それを隠さないこと。しみけんが高めるときは、必ずワキを攻めるよね。それがおっぱいの男優もいれば、キスの人もいる。 しみけん:ちなみに、森君は? 森林:僕は足の指と裏。それがタイプの物じゃない場合はキスだね。キスして見つめ合って、2人だけの世界になる。なんでもいいからフェチがあると、勃起のコントロールもしやすくなります。そこに集中をもっていけば、勃起のタイミングや持続をコントロールできるという。

「なにフェチですか?」と聞かれて即答できない男はつまらない

しみけん:「あなたは何フェチですか?」と聞かれて即答できない男はセックスがつまらない可能性がある。セックスの楽しみを知らないということだから。では……そこのライターさんは何フェチですか? ライターF:あ、僕ですか……えっと、ワキですね。ワキガや剃り残し。あとはオシッコとか、剛毛な女のコが好きです。 しみけん:わかる、ケツ毛バーガーとかね(笑)。というか、僕と一緒じゃないですか。なんか顔、ヤバいことになってますよ。でも、こういう性癖は明るく喋るのがいい。 森林:変態のほうがセックスは楽しいですよね。バリエーションの面でも増えますし。僕は、性の高まりによって段階があるんです。例えば、夜中にオナニーをするとき、ネットサーフィンをしていると、検索ワードが次々と変わっていくんです。最初は、「日本人 フェラ」とかノーマル。それが段々と「乱交」とか「BUKKAKE」になり、最後に行き着くところが「ビッグコック ニューハーフ」。つまり、ニューハーフのチンチンが欲しくなってるときが、僕のオナニーの仕上げなんですよね。その頃にはもう朝になっていたり(笑)。 しみけん:オナニーは「百利あって一害なし」なんですけど、一害あるとしたら、時間を無駄にすることかな(笑)。オナニーの迷宮入りすると、気付くと2、3時間は経っているから、僕は10分タイマーを使っている。 森林:僕のフェチの一番奥底には、“チンチンへの欲望”がある。だから、女のコとセックスしていて、どうしてもイケないときは、頭のなかでチンチンを植え付けることもあります。 ――ひと言でニューハーフやチンチンといっても様々なタイプがありますが。 森林:もしも見た目が小柄で女性らしい人だったら、逆にデカチンが付いていて欲しい。小さいチンチンだと、ちょっと大きなクリトリス程度になってしまいアイテムとして弱い。それよりかは、二次元的な雰囲気が好きなんですよね。とはいえ、マッチョな逞しい人の場合でも、やっぱりデカチンがいいんですけどね(笑)。 しみけん:人のフェチって面白いよね。僕はウンコと言い続けてきたけど、森君も出会ってからデカチンと言い続けてきたもんね。 森林:チンチンへの愛って意味では、二村ヒトシ監督と近いのかもしれない。二村監督は、自分のチンチンにすごい愛着があるみたいです。でも僕の場合は、他人のチンチンが勃っていることに共鳴する感じですね。しみけんが本に書いていたことだと「テレパシー」かな。相手に共感する力。相手の興奮を自分の興奮に代えていく。女のコがイクとか濡れるのより、男の人が勃起しているほうが共感できるんですよね。いくら女のコが「気持ちいい」と言っていても相手の自己申告を信用するしかない。でもニューハーフなら相手のカラダを自分のカラダに置き換えて感動できる。ニューハーフとセックスするようになってから、共感力が上がった気がします。女のコとセックスするにしても。だからセックスが上手くなるためには「ニューハーフとセックスしたほうがいいよ」って言うんですけど、なかなか理解されないという(笑)。
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