薄毛を防ぐ「シャンプーテクニック」とは?プロにコツを聞く
「続いて頭皮の洗浄ですが、爪を立てず、指の腹で下から上へ揉み込むように洗っていきます。とくに血行が悪くなりやすい頭頂部は、入念に揉み込んでください」
洗う時間の目安は2~3分程度。ただすぐに洗い流さず、もうひと手間掛けたいと三上氏は続ける。
「ヘアパック的に泡をまとったまま、頭皮の血行促進のためにマッサージをしましょう。生え際、頭頂部など薄毛の気になる部分を、指の腹で下から上へと頭皮を持ち上げるように揉み込みます」
こうした洗い方と同等に重要なのが最後のすすぎ。つい手を抜きがちだが、「洗うより時間をかけ、シャンプーが頭皮に残らぬよう丁寧にすすぐことが重要」だそう。
「正しい洗髪は薄毛対策の第一歩。毎日やることだからこそ、手を抜かずケアしてほしいですね」
<正しい洗髪方法の手順>
1:整髪料と脂を落とすプレシャンプー
固まっている整髪料、脂をお湯で浮き立たせる作業のこと。頭皮ではなく髪を泡で揉み込むイメージで洗う
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1362337
2:生え際、頭頂部を指の腹で揉み洗い
洗髪の基本は指の腹での揉み洗い。側頭部から頭頂部に向けて、皮脂に詰まった汚れを押し出すように揉み込む
3:すすぎは洗う時間よりも長めに
シャンプーの洗い残しは、炎症や毛穴の詰まりの原因。揉み洗いよりもさらに時間をかけ、くまなく丁寧に流す
<最速で髪を増やす3か条>
・まずは“プレシャンプー”で髪の汚れを落とす
・頭皮の洗浄は側頭部から頭頂部へと揉み込むように
・すすぎは頭皮の洗浄よりさらに時間をかけ丁寧に
【三上タツノリ氏】
薄毛専門スタイリスト。ヘアケアメーカーのスヴェンソンが手掛ける薄毛専門の美容室「MEN’S WILL」のスタイリスト。お客と寄り添い、多様なニーズに対応する薄毛カットのプロ
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