「それでもなお」と挑戦するからこそ私たちの人生は変わる【魂が燃えるビジネス】
スポーツは基本的に一番を目指します。上を目指しているうちに負け癖といったジンクスのある相手ともぶつからなければなりません。今回のオーストラリア戦がそうでした。激烈な競争である一方、しのごの言わずに戦わねばならない「わかりやすさ」があります。
しかし、私たちはそうではありません。「無理かも」「駄目かも」と思った時、そこから逃げられます。いつでも辞められます。頑張っているフリをしてごまかせます。それこそが私たちがくすぶってしまう原因です。
考えてみればジンクスとはおかしなものです。オーストラリア相手に勝ったことがないといっても、いつも同じ状況で戦っているわけではなく必ず何かしらの変化があります。であれば、結果だってわからないに決まっています。
にもかかわらず、「またダメかも」という呪縛に囚われてしまうのが人間の弱さです。そして、その呪縛の中で「それでもなお」と立ち上がり、いつかは突破するのが人間の強さです。
あなたは今、どんな夢や目標を掲げているでしょうか。もし何もないのだとしたら、かつてどんな夢や目標を抱いていたでしょうか。それは今ならば成功するかもしれません。なぜならあなた自身も周りの環境も、以前とは何もかも変わっているからです。
また前のように失敗するかもしれない。しかし「それでもなお」と挑戦するからこそ、私たちの人生は変わります。
作家の村上春樹さんが「小説を書こう」と思ったのは、当時スワローズにいたヒルトンという選手が二塁打を打った瞬間だったというのは有名な話です。今回の日本代表の勝利がサッカーとはまったく関係なく、どこかの誰かのきっかけになる可能性は十分あります。
そして、それはこの文章を読んでいるあなたかもしれないのです。今一度、あなたの夢や目標に火をつけてみてください。少なくともくすぶったままでいるよりも、人生はエキサイトするでしょう。
【佐々木】
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」

―[魂が燃えるメモ/佐々木]―
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中『人生を変えるマインドレコーディング』 人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ! ![]() |
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