雑学

AV観賞しながら、彼女の愚痴を聞いてみた

 これまで、最新メガネ型ウェアラブルガジェット「MOVERIO BT-300」(以下、MOVERIO)を使って「電車でのながら作業」や「仕事中の効率化」などの実験を行ってきた。もともとは「打ち合わせをしながら資料を見ること」や「仕事しながらYouTubeを見る」といった、効率性アップに主眼を置いた「ながら作業」を追い求めていたが、前回行なった「電車に乗りながら、痴漢モノのAV鑑賞」で大成功をおさめて以来、MOVERIO をもっぱらAV鑑賞用として使っている。

 ちなみに、記者は自他ともに認めるAV好き。そんなAV好きな一面は彼女にはとっくにバレているものの、だからといって同棲している彼女のいる前で大好きなAVを垂れ流すわけにはいかない。そこで白羽の矢を立てたのがMOVERIOだった。電車やオフィスで使えることはよくわかったが、「なら、自宅ではどうだろうか?」と疑問が湧いたので早速トライしてみた。

 珍しく彼女の帰りが遅くなるというので、彼女がいない隙に実践。なるほど、MOVERIOはシースルータイプなので、ソファでゴロゴロしながらAV鑑賞しつつ、グラス越しにスマホ画面を見ることができる。これは使えそうだ。

TVやパソコンを観ながらでは難しい寝転がりながらの動画観賞も、スマートグラスなら余裕。シースルー機能を活用することによって、MOVERIOでAV観賞しながら、Gmailを確認することもできる

 そうこうしていると、あるアイデアが降りてきた。それが、彼女との会話中の“ながらAV視聴”である。お喋り好きの彼女の話は「長い・オチがない・基本的に愚痴」の三拍子が揃っている。しかも、冒頭でも言ったように何かと小言を言われがちなので、辟易としている自分もいる。だが、適当に受け流そうにも、絶妙なタイミングで「ねえ、ちゃんと聞いてるの?」と確認を取ってくるから非常に厄介なのだ。MOVERIOなら、シースルータイプなのではあるが相手からは何を見ているかわからないし、「“仕事しながら”だけど、君の話はちゃんと聞いているんだよ?」というポーズを取ればなんとかなりそうだ。

 ということで、彼女が自宅に帰って来る頃合いを見て、早速MOVERIOを装着。緊張しながら待っていると、ある意味“公共交通機関のなかで痴漢モノのAVを見る”よりもハードルが高い気がしてきた。だが、もうやるしかない。

 開口一番「あんた、何つけてんの?」と不思議そうな目で見られる。「この中に画面があって、明日の取材の資料を見てる」と答えたら「ふ~ん」という何とも言えない返答が返ってきた。そうこうしていると、食事の準備をしている彼女から例の声が聞こえてくる。

「ねえねえ、ちょっと聞いてよ~!」

普段から自宅ではMOVERIOを装着しているので、急に装着しても不審がられることはなかった(画像は再現イメージです、以下同)

 出た! ついに出た! ここから怒涛の愚痴タイムのスタートだ……。「何~?」と言いながら、AVの再生スタート。彼女が料理中ということで、まあバレないでしょという余裕も生まれる。いつものように相槌を打ちながら、AV鑑賞に集中していたら……。

「ねえ、私の話聞いてる?」とまたいつものように聞かれてしまう。しかも、MOVERIOを怪しいと思ったのか「ちょっとそれ見せて?」と言われてしまった。万事休すかと思ったが、彼女が手を洗っている隙に画面を、資料に切り替える。間一髪、難を逃れることができた。

食事後も続く、彼女の愚痴。雑誌を読み始めたのでここぞとばかりにMOVERIOを装着してAVを見始める。いつ取り上げあげられてもいいように、コントローラーは常に手に握りしめていた

 その後も、彼女の愚痴を聞きながらAV鑑賞を続けていたところ、「やっぱりなんか変!」と半ギレモードに。もう一度MOVERIOを差し出すように言われてしまった。今度こそ覚悟を決めたが、ギリギリでひらめいた! 「先に資料を保存しちゃっていい?」と15秒ほど時間を稼ぐことができたのだ。そのアディショナルタイムの間に、画面の切り替えに成功。当然、編集作業なんてしていないので何も保存するものなんてないが、何とかごまかせた。

 結局、彼女は不服そうであったが、彼女の愚痴を聞きながらのAV鑑賞はなんとか成功(!?)。普段から「MOVERIOを使って仕事してますアピール」を徹底しておけば、そのうち不審がられることもなくなるだろう。

<取材・文/SPA!ながら部>




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