友達のいない38歳がスケボーを始めたら悲惨な結果に「肩の骨を折って全治1か月、仕事も…」
「初めてできた友達でしたね。40歳近くなると(技が決まって)褒めてくれる人っていないじゃないですか。でも、彼らは素直に喜んでくれる。お互いにLINE上で決まった技をアップしあったりして、喜びを分かち合いました。でも、調子に乗っていたんでしょうね。スケボーを始めて半年ほど経って、Kグラインドという技の練習をしていたときでした。思いっきり転んでしまって、肩の骨を折ってしまったんです」
自身がアラフォーだということも忘れ、調子に乗った錦野さん。全治1か月の左肩骨折の怪我を負うハメに。当然、右手一本ではパソコン作業をすることもできず、今の仕事を続けることもできなくなってしまった。
「若いコと一緒にいたから、自分もまだ若いんだって勘違いしちゃったんですよね。でも、こっちは仕事もあるアラフォー。派遣社員だから有給があるわけでもなく、すぐクビになってしまいました」
38歳でスケボーを始めたら、まさかの骨折に解雇。ますます困窮生活に陥ってしまったという錦野さん。その後、LINEグループからも脱退。スケボー広場のある公園に近づくこともなかった。38歳という人生の過渡期。閉塞感を打破しようと、何かを挑戦する心持ちは大切だ。だが、その方法は慎重に考えたほうがよさそうだ。
〈取材・文/日刊SPA!編集部〉
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