初めての不動産投資で儲けるには?勝ち組が教えるコツ
「入居者がいるかどうかは電気やガスのメーター、郵便受けの状況、カーテンの有無で判別できます。入居率が90%以上なら問題なしですが、70%以下ならやめたほうが無難。地方物件は、道路ひとつ挟んだだけで賃貸需要が大きく変化するので、細かくチェックしましょう」
「不動産投資をする際、最も気をつけるべきことは何?」
勝ち組不動産投資家たちにこの質問をぶつけたところ、最も多く返ってきた答えは「家族の理解を得ること」だった。
「一番の抵抗勢力は奥さん。最初は応援していても、せっかくの土日を物件探し、現地調査に費やしていると、必ず不満が出てきます。まずは、『子供たちを全員大学に行かせたい』など不動産投資をやる理由をきちんと説明することが大切。そして、最初に入ってきた家賃で回らない寿司屋に連れていくなどして感謝の気持ちを伝えましょう」(藤山氏)
「私はマイホーム資金をつぎ込んだので、妻の説得ができるかどうかがカギでした。そこで、購入物件が所在する町の将来性を必死にアピール。将来的にはアパートを取り壊してマイホームを建てる選択肢もあることを提示し、ようやく理解を得ることができました」(現役サラリーマン大家のパテント大家ATSUSHI氏)
取材・文/山本啓介
― 持たざる者のための借金ゼロ不動産投資講座 ―
ただし、一戸建ての場合、賃貸目的で建てられた物件はほとんどないので、共同住宅の空室率が高くても賃貸ニーズは存在する。周囲300m圏内にアパートやマンションがあれば、賃貸需要はあると考えることができるのだ。
不動産投資をする際、最も気をつけるべきことは何?
1
2
この特集の前回記事
ハッシュタグ