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「カロリーオフ商品ほど糖質が多い」事実におどろいた/金森重樹

kanamorilogonew 「糖中毒から脂質依存へ」「牛脂を効果的に利用」――独自のメソッドで糖質制限ダイエットにアプローチ。本人はもちろん、多くのモニターも減量に成功している金森重樹氏による当連載。第6回目は、ダイエットで間違えがちな「常識と非常識」について、持論を語った。  * * *  9月に始まったこの連載で、僕が提唱している「高脂質ダイエット」は、おかげさまで大きな反響をいただいています。ツイッターのフォロワーは3.9万人を超え、1か月で10kg減の方も。先日はテレビでも取り上げられました。 「いったいどうして、脂で痩せるの?」  という世間の驚きと、高脂質食への関心の高さを感じます。  反響が大きければ大いほど、その分だけ否定的な意見――いわゆる「アンチ」も増えます。ツイッターでは連日、牛脂ダイエットへの疑問や否定的な意見が寄せられています。  すべての意見に個別に対応するのは不可能ですが、僕はできるかぎり目を通しています。やはり思ったのは、それらの意見の大半は“これまでの常識”に捉われていたり、先入観や誤解に基づくものだ、ということです。  そこで今回は特に多くの人から寄せられる質問や疑問を検証していきたいと思います。

減塩・カロリーオフを「ヘルシー」だと思い込むな

マヨネーズ 普段の食事で醤油やマヨネーズなど調味料を選ぶときに、 「減塩やカロリーオフだから、きっとカラダにいいはずだ」  と思う人は多いでしょう。しかし、これは大きな間違いです。  ここで醤油、マヨネーズの糖質量を、メーカーの公式HPから見てみましょう。いずれも大さじ1杯=15gあたりの量です。 <※公式HPは炭水化物量(糖質+食物繊維)という表記ですが、醤油もマヨネーズも食物繊維はゼロなので(日本食品標準成分表)、炭水化物量=糖質量と考えます> <醤油> 醤油 1.7g 減塩醤油 2.2g <マヨネーズ> マヨネーズ 0.1g ハーフ(50%カロリーカット)0.3g ライト(80%カロリーカット)0.9g  これを見て、おかしなことに気づくはずです。マヨネーズに関して言えば、カロリー80%オフのものは、なんと通常のマヨネーズの9倍もの糖質量があることがわかります。  それでは、ノンオイルドレッシングはどうでしょう。こちらも大さじ1杯=15gあたりの量であり、日本を代表する食品メーカーのHPに掲載されている数字です。 <ノンオイルドレッシング> 青じそ 1.2g 柚子胡椒 1.3g ごまと香味野菜 1.7g  マヨネーズ1本(450g)を丸呑みしても糖質は3gですが、ノンオイルドレッシングは、たった大さじ2杯でそれ以上の糖質が含まる計算になります。「ノンオイル」という言葉の響きとは、イメージが違ってきませんか?  そして何より注目すべきは、「カロリーが低いものは、糖質が多い」ということ。これ、普段我々が思っているのと違いませんか?

キムチも実は糖質たっぷり

 一般的に「脂肪を燃焼して痩せる」とも言われ、健康食というイメージが強いキムチも、実はかなり糖質が高い食品です。 <キムチ> ご飯がススムカクテキ 炭水化物18.2g(100g当たり)  原材料に注目しましょう。「ぶどう糖果糖液糖、果糖、砂糖、りんご」と糖質がズラリと並んでいますね。キムチは、唐辛子の辛さに負けないために糖質がたくさん入っているのです。 「〇〇はカラダにいい」という常識やイメージで考えるのでなく、あくまで数字で考えることの大切さがわかると思います。

ダイエットをやりすぎても脂肪肝になる!?

 何度もいいますが、常識を疑い、徹底的に調べ尽くすのが僕の流儀です。その意味でもう一例、皆さんに伝えたい事例を紹介しましょう。それは、脂肪肝と食生活についてです。 ハイボール 脂肪肝とは、余分な糖質や脂質が中性脂肪となって肝臓にたまり、フォアグラのようになっていること。医学的には、脂肪が肝臓内の肝細胞の30%以上を占める状態と言われています。  なにを隠そう僕もかつて90キロほどあったときは、ずっと脂肪肝でした。しかし血糖値をコントロールしてインスリンを抑えたことで、たった1ヶ月で数値は正常に。お酒に関しては、毎日2リットル飲んでいたビールを1.5リットルのハイボール、つまり蒸留酒に変えて相変わらず飲み続けていたにも関わらず脂肪肝が消えたのです。  つまり僕はアルコール性の脂肪肝ではなく、過栄養性脂肪肝だったのだとわかります。そして脂肪肝は、アルコールだけが原因でなるものではありません。中には痩せている人も脂肪肝になる。これが厄介なんです。
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「ダイエット脂肪肝」の恐怖
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