雑学

「痩せたければ脂質に依存しなさい」糖質制限の達人が教える<ダイエットの不都合な真実>

kanamorilogonew 脂肪をもって、脂肪を制す。実業家として数々の事業を成功に導いた金森重樹氏が提唱する「糖質制限&高脂質食」のダイエットメソッドが話題を読んでいる。90kg→60kgの減量に成功した金森氏はもちろん、モニターとして募集した“弟子”たちも1か月で10kg減など続々と成果を挙げているのだ。連載第四回目では、その核心に迫る。

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 前回の記事では、糖質を絶って、脂質をたくさん摂り、運動もせずに痩せる「高脂質食ダイエット」についてお話しました。

 なによりダイエットで重要なのは「体重よりも血糖値」。血糖値をコントロールするためには、糖質を極力カットした食生活にシフトしていくことが大切です。

 とはいえ、単に糖質をカットすればいいか? と言ったら大間違い。糖を切っただけではカロリー不足に陥って、体が省エネモードになり、代謝が落ちてしまいます。その結果、かえって体内に脂肪が蓄えられていく。

 そこで僕が提唱するのは、大量に脂を摂る「ハイファット(高脂質)派」の糖質制限です。

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金森氏の“主食”である牛脂。直感ではダイエットの真逆に思えてしまう脂質だが、実はこの脂質こそが大きなカギを握る

 カロリーが高く、一般的には「ダイエットの敵」と言われる脂質。そんなものをわざわざ大量に摂るなんて「とうとうこの人は頭がおかしくなったんじゃないか」と思った方もいるかもしれませんね。しかし前回の連載から今なお反響も大きく、ツイッターではたくさんの質問やモニター希望者が殺到しています。

糖中毒から脂質依存にアップデートせよ!


 資産形成にしても、事業にしても、ダイエットにしても、僕はこれまで理詰めで成功してきました。気になることがあれば調べ、専門家に会いにいき、実践しながらコツを体得していく。ふるさと納税でも、誰も注目していなかった時期に着目し、節税につながると信じて本を出版。その後、大ブームとなりました。僕は裏付けなしに行動するような人間ではないです。

 そんな僕が、なぜ高脂質派のダイエットに行き着いたのか。それは何を隠そう、僕自身が重度のラーメン中毒だったからです。一蘭、一風堂、天下一品……毎日のように通って、ポイントを集めるのがひそかな楽しみでした。日々ラーメンを食べて、ビールを1日2リットル飲み、朝には起き抜けにヨックモックを食べていた。いわば、「糖質中毒」の状態でした。

 そもそも糖には強烈な依存性があります。その強さはラットの実験でコカイン以上に脳内報酬系を刺激するほど。薬物中毒以上の中毒性でした。糖を摂ると血糖値が急激に上がり、ハッピーな気分になります。いわゆる「シュガーハイ」と言われるものですね。

 しかし、幸せな気分になるのは一瞬。その後、すぐに血糖値が落ち込み、猛烈な渇望感が生じていく。この繰り返しによって糖への依存性が高まって、ますます止めれなくなるのです。

 そこで糖への依存を断つために僕が考えたのは、「新たな依存先」を作ることでした。依存の対象先を糖から一般的には「体に悪い」と思われている脂にシフトさせる。糖質中毒から脂質依存になるのです。

牛脂を食べることが理に適っている理由


 特に僕のダイエット法では、牛脂を使って脂質依存に移行させるのが肝。中毒性の高い糖に中毒性の高い牛脂を当てる。「毒をもって毒を制す」ならぬ「脂肪をもって脂肪を制す」の考えと言えましょう。

 脂依存になると、自然と脳は甘いものを求めなくなります。これは、高脂質食を始めたフォロワーさんたちが口を揃えていってることですが、完全に脂質依存になった段階で甘いものへの欲求とか渇望が消滅します。

 もうひとつのわかりやすい効果としては、脂が脳の視床下部に作用して、満腹感を感じさせるホルモン「レプチン」を分泌させるので、結果として食事の量も減っていきます。

 牛脂を50g食べると満腹になって、コースのメイン料理は入らない……なんてこともザラです。よく糖質制限をしている人は野菜から食べる「野菜ファースト」を呼びかけますが、僕は「脂ファースト」を提唱したいと思います。

牛脂

ほどよく焼けた牛脂。満腹に到達するスピードが不思議なほど早くなり、食後も空腹になりづらくなる

「植物油は体にいい」はウソだった


 もちろん脂といっても、どんな脂でもいいわけではありません。脂質には動物性脂肪や植物油などさまざまな種類があります。高脂質派の僕が薦めるのは、飽和脂肪酸とオレイン酸を含む牛脂、バターやオリーブ油です。

 よく「マーガリンやサラダ油などの植物油は体にいい」「バターなどの動物性脂肪は体に悪い」と言われていますが、それはとんでもない間違い。これも覚えていただきたい大事なポイントです。

 植物油は、種を炭化水素溶剤に浸して、高温で漂白&脱臭。さらに保存剤や泡止め剤を投入して作られます。また、ほとんどの人が炎症を促すオメガ6を含んでいるので、決して体にいいとは言えません。

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ヘルシンキビジネスマン研究の衝撃的な中身

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