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Mリーグチェアマンに就任した藤田晋氏が語る「麻雀の行く末」とは?

麻雀の脱ギャンブル化

――Mリーガーたちには法の順守を厳しく言っているそうですね。 藤田:選手たちのコンプライアンスに関してはかなり強めに言いました。「(賭けを行ったら)Mリーグから追放する」とまで言っています。プロ雀士の方はこれまでの不遇の状況からやっと変わったということがあるので、相当神経質になっている。さすがに事の重大さをよくわかっていると思います。あくまで法律に違反してはいけないというシンプルな理屈です。ただし賭けたら金額の多寡を問わず違法と言われるので、そこは厳しく言っています。 ――常々、麻雀の“ギャンブル色”を払拭したいとおっしゃっています。 藤田:はっきり言って、ギャンブルとしての麻雀に未来はありません。対人ゲームですので、強い人と弱い人に分かれ、弱い人はやめてしまいます。プロ雀士たちは、ずっと前からそんなもので食べていけないということに気づいています。 ――しかし世間ではまだまだギャンブルのイメージが強い。 藤田:阿佐田哲也さんの『麻雀放浪記』という名作があって、「プロ雀士は賭け麻雀で稼いでいる」というイメージがあるようですが、プロたちに言わせれば「そんなわけない」と。彼らは賭けはもちろん、対局料や賞金で食べているわけではありません。多くは麻雀教室で教えるなどして生計を立てています。プロ雀士を集めて麻雀をして、飲みにいって話を聞いたりもしました。なので内情はよく知っているつもりです。彼らプロ雀士が抱えている課題というものもよくわかっています。 ※1/8発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【藤田晋】Mリーグチェアマン・サイバーエージェント代表取締役 ’73年、福井県生まれ。サイバーエージェント代表取締役。’98年にサイバーエージェントを設立。26歳にして東証マザーズに最年少で上場。麻雀好きとしても知られ、’18年には新たな麻雀のプロリーグ「Mリーグ」を発足させ、初代チェアマンに就任。 取材・文/新留若人 撮影/赤松洋太
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週刊SPA!1/15・22号(1/8発売)

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