5LDKの家が10万円!? 激安不動産の「買い方、選び方」
加藤氏がこうして手に入れてきた物件は数多あり、なかには驚くほど格安な物件もある。
「北海道で過去に70万円以下の一戸建てを5軒購入しています。なかには20万円と10万円の家もありましたね。10万円の家は5LDKの間取りがありましたし、“安かろう悪かろう”の物件ではなく、きちんと見定めをした優良物件です。北海道が特別なわけではなく、このような優良物件は全国にあります。関東でも千葉の九十九里浜付近は安い物件が多いと聞きます」
これからも格安物件は増え続けると予測した上で、加藤氏は「住むのに飽きたら別の物件を買い、住まなくなった家は貸せばいい」と格安物件購入をすすめる。一戸建てを手に入れ、家賃収入で生活も、もはや夢ではない。いまや、金脈は全国各地に眠っている。
<良い格安物件の選び方>
1.土地勘のあるエリア……移住後の生活を考えるなら土地勘のある場所の物件を買うべし。実家の近くや、かつて住んでいた土地など
2.人の流れがある場所……インフラが整っている場所の物件も生活するのに便利。後々、人に貸すときも借り手に困らない
3.他人に貸せるか……格安物件は住むだけではもったいない。町中にある物件で、かつ自分が管理しやすい場所の物件が狙い目だ
4.検索はこまめに……物件の情報収集はこまめに、空いた時間を活用。通勤電車でもできることなので、スキマ時間を有効に
【加藤ひろゆき氏】
俳優を目指し渡米するも夢破れて帰国。その後、不動産投資で大家業に転身。『ボロ物件でも高利回り激安アパート経営』(ダイヤモンド社)など著書多数
*不動産購入にはさまざまな税金や諸費用のほか、リフォームが必要な物件もあります
取材・文/週刊SPA!編集部
※1/29発売の週刊SPA!「家が1円で買える時代」より
1
2
『週刊SPA!2/5号(1/29発売)』 表紙の人/ トリンドル玲奈 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ