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今の日本の不幸は、安倍自民党を批判するまともな野党がいないことだ/倉山満

神津里季生会長

4月27日、連合主催の第90回メーデー中央大会での神津里季生会長。参院選の応援を呼びかける場面もあったが、その前にすべきことがあったのではないか(写真/時事通信社)

今の安倍晋三や自民党にマトモを期待するなど、八百屋で魚を求めるのと同じだ

 先の参議院選挙は、敗者なき選挙と称されている。与党自民党は議席を減らしたが政権を維持し、野党も議席を増やした。どこの政党も負けなかったので、敗者なき選挙らしい。これでは、与野党の談合ではないか。  こんな話を聞いて、マトモな有権者ならば「ふざけるな!」と怒るだろう。あるいは、政治そのものに呆れかえるか。  与党はまだいい。今の自民党や安倍晋三首相が考えているのは、ただただ政権維持だけだ。野党を相手に勝率100%の選挙だけを続けていれば、永遠に権力の座で居座れる。その意味で、目的を達した。  もちろん彼らにとって、日本の運命がどうなろうと知ったことではない。安倍自民党(創価学会傀儡)など、その程度の存在だ。そもそも今の安倍晋三や自民党にマトモを期待するなど、八百屋で魚を求めるのと同じだ。  自民党に投票し、安倍内閣を存続させるとは、デフレ期に消費税を増税するという天魔の所業に正当性を認めるということだ。それでも構わないとする人が、今回の選挙で安倍自民党(創価学会傀儡)に投票した人たちだ。そして、政権を維持した。 「そういう連中」なのだとしか、言いようがない。いかなる手段を使っても権力を維持する、という目的を果たしたのだから合理的だ。その目的自体が合理的かどうかは別として。  一方、絶望的なまでに頭が悪いのが野党だ。  安倍自民党(創価学会傀儡)は、消費増税10%と憲法9条改正を掲げていた。他にも、麻生太郎財務大臣の失言など、大量に失点を重ねていた。ここで安倍内閣を倒さねば、いつ勝つのかというような選挙だった。  ところが、野党第一党立憲民主党党首の枝野幸男は、勝ちに行かなかった。それどころか、野党間の主導権を握るべく、他の野党を潰しにいったほどだ。  立憲民主党の支持者は、それでいいのか? いいと思っているから、今でもあんな人間が党首に居座る政党を支持できるのだろう。はっきり言えば、この選挙で勝てない立憲民主党を支持するなどバカな有権者である。こんな安倍自民党(創価学会傀儡)を、勝たせてしまうのであるから。
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日本一バカな有権者。その名を神津里季生
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