仕事

79歳で通勤5時間の仕事を続ける人も…派遣会社「高齢社」が盛況

行きの電車はスマホの勉強 帰り道では一杯ひっかける

 紺野氏の仕事はLNG(天然ガス)の受け入れ立会い。タンクローリーからのLNGの移し替えの際に、安全管理を行う業務で、東京ガス勤務時代に取得していた「高圧ガス取扱主任者」の資格が役立った。勤務先は御殿場で、自宅の横浜から片道2時間半をかけて通っているそうだが、「毎日がちょっとした旅行気分で楽しいですよ」と話す。 「最初は本や新聞を読んでいましたが、最近スマホを買ってからは、それをマスターするための練習時間にしています。帰りは一杯ひっかけるのが楽しみですね。この仕事の給与は全額を自分のお小遣いにできるので、好きなお酒と、冬は趣味のスキーに使っています」(紺野氏)  定年退職後は趣味に時間を使いたい……と考えている人もいるだろうが、趣味を存分に楽しむには、やはりお金の余裕が必要。紺野氏が「花の金曜日の感覚が戻ってくる」と話したように、緊張感のある仕事をすることで、趣味の楽しさがかえって増すこともあるはずだ。  なお、紺野氏のようにガス関連の資格を持つ人は、シニアになっても需要のある仕事が複数。高齢社では、「ガス工事設備の点検・開栓業務」「新築マンション内覧会でのガス器具の説明業務」などで多くの人材を派遣している。電気・ガスの小売自由化以降は、営業の仕事をシニア世代が行うことも増えているそうだ。 <取材・文/週刊SPA!編集部> ※9/3発売の週刊SPA!「[シニア求人]の未来予測」より
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 いまは働き盛りの人達も、老後の充実した生活を見据えて、今から資格取得やスキル向上に努めておくのも一つの手。そのほかの現在需要のある仕事や、将来的に需要の増しそうな仕事は、『週刊SPA!』9月10号(9月3日発売)の『[シニア求人]の未来予測』で詳しく紹介しているので、興味のある方はそちらを参照してほしい。

週刊SPA!9/10号(9/3発売)

表紙の人/ バチェラー・ジャパン

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