更新日:2023年04月27日 10:23
デジタル

iPhoneの充電時間を大幅に短縮できる方法。外出先でも2倍以上の早さ

Apple純正品以外で安価に済ませたいときの注意点

 もちろんApple純正ではなく、安く済ませたいならサードパーティ製を選ぶ手もある。充電器とケーブルで、それぞれ1500円前後から購入できる。その際、どちらもUSB PDに対応していることと、ケーブルがApple MFi認証を取得しているかを確認すること。MFi認証とはMade For iPhoneの略で、iPhoneできちんと動作するという証明。安価なケーブルを使うと、急速充電できなかったり、将来のアップデートで使えなくなることがある。

USB PDに対応した充電器と、USB Type-CのLightningケーブルが必要

 この3つが揃えば、30分で40%前後、1時間で80%前後の充電が可能になる。朝起きてから家を出るまで、もしくは喫茶店でお茶を飲む時間で、ある程度使えるようになる。

外出時こそ短時間で充電

 さらに、外出時こそ短時間で充電したいというニーズがあるだろう。そんな時は、USB PDをサポートするモバイルバッテリーを買えばいい。「急速充電対応!」という言葉に惑わされず、USB PDに対応していることを確認すること。あとは、対応ケーブルを利用すれば、外出先でも高速充電できるようになる。

モバイルバッテリーもぜひUSB PD対応で揃えよう。見えにくいがUSB Type-C端子の上に「PD」と書いてある

 安かろう悪かろうの機材を使って、いつもiPhoneを充電しているのは効率が悪すぎる。USB PD対応機器を揃えて、快適に運用することをオススメする。従来の充電器やケーブルは、長時間充電する寝室やオフィスのデスクなどで活用すれば無駄にならないだろう。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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