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ブレイク前の「サンドウィッチマン」を本気にさせた“ある先輩芸人”

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第220回 トロフィー お笑いコンビ『サンドウィッチマン』は2007年のM-1グランプリで優勝しました。彼らは優勝するまでに2002年から6年連続で出場しています。しかし最初の頃は、2002年に1回戦敗退、2003年と2004年に2回戦敗退と、目立った結果を出せずにいました。  この頃のサンドウィッチマンはM-1グランプリに対して、まだ本気で取り組んではいませんでした。伊達みきおは「吉本興業の大会なんだから、大手事務所の誰かが上にいくって決まってんだろうって、冷やかし半分で出場してた部分がある」と振り返っています。それが2005年の大会では本気で挑み始め、準決勝まで勝ち残るようになりました。  なぜ冷やかしで出場していたM-1グランプリに、本気で取り組むようになったのか。人は誰かに心を揺さぶられることで、行動できるようになります。それが人物の影響です。サンドウィッチマンの二人が影響を受けたのは、お笑いコンビ「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎です。  ハチミツ二郎は伊達の兄貴分です。伊達は彼によく飲みに連れて行ってもらったり、お笑いについて相談に乗ってもらったりしていました。そんなハチミツ二郎が2004年のM-1グランプリで決勝に進出します。  その知らせを電話で受け取った時、伊達は土砂運びのバイト中でした。自分の兄貴分が華やかな舞台に立つことになったのに、自分は汗だくで土砂を運んでいる。この時、伊達は惨めさ、悔しさ、恥ずかしさ、情けなさを感じて、「もっと上を目指さなくちゃ、ここで終わっちゃう」と考えたといいます。
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悔しさが人を変える
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