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小向美奈子が服役直前にAVに出演していた! 引退作の監督が語る撮影秘話

小向美奈子

小向美奈子

 国内史上最大規模のアダルトビデオ日本一決定戦「AV OPEN」。2015年度は86メーカーが参加して88作品がエントリー、賞金総額2350万円と歴代最高の盛り上がりを見せている。今回はジャンル毎に7部門が設けられているが、もっとも過激な内容の作品が並ぶ「SM・ハード部門」の中で一際異彩を放っているのがドリームチケットの『小向美奈子in…』だ。  そのタイトルどおり、覚醒剤取締法違反(所持、使用)で服役中の小向美奈子が主演している。しかも撮影は有罪判決が出る直前の保釈中に秘密裏で行われたという。計3回、同法違反容疑で逮捕されている小向は、自分の犯した罪を償うかのように、連続イラマチオ、ハードレズ、鬼畜輪姦、本物の公衆便所での真正中出しと、容赦のない陵辱プレイの数々に身を委ねて、痛々しいほどの醜態を晒している。そして全てにケジメをつけようと心に決めたのか本作を最後に、引退を発表している。 『小向美奈子in…』はドリームチケットの人気シリーズでAV業界屈指の陵辱シリーズとして悪名高い『脅迫スイートルーム』の特別編として制作されたもの。この問題作を手掛けた沢庵監督に撮影の裏話を直撃した。 ――一部報道によると、今回の作品は小向サイドからドリームチケットに打診があったそうですね。
沢庵監督

沢庵監督

沢庵:僕は外部監督なので詳しいことは知らないのですが、ドリームチケット内でも内密に話を進めていて、ごく少数の人しか知らなかったそうです。記憶に残っているのは、このお話を頂いてから撮影までの期間が短かったことですね。普通なら撮影前に監督面接があるんですけど、今回はぶっつけ本番でした。 ――いくら名のある女優とはいえ、面接なしで撮影をすることに不安はなかったんですか。 沢庵:小向は現場でNGを出さないんです。やると決めたらやるコなので、こちらとしては最大限やりたいことを提示したんですけど、おおむねOKが出ました。それに彼女はAV女優としてのキャリアも十分あって、他のメーカーでいろんな経験をしているので安心感もありました。実際、男っぽい性格なので「やってやらぁ!」みたいなノリでしたね。ただ、そういう女のコにありがちなんですけど、男っぽく振る舞うことで弱さを隠そうとするところがあるんです。そこは分かりやすいぐらいのキャラクターだったので、弱いコだなと思いました。今回の事件にしても、やっぱり弱さが引き寄せたところもあるんじゃないですか。 ――男っぽく振る舞うというのは具体的にどんな感じなんですか。
小向美奈子

作品内にある小向へのインタビューカットも見物だ

沢庵:けっこう攻撃的というか、あつかましいというか……じゃじゃ馬ですね。監督としては、どう彼女を乗りこなすかみたいなところもあったんですけど、結果としてウマが合ったんです。これは小向のマネージャーさんが言っていたんですけど、「今までの撮影の中で一番楽しそうにやっている」と。 ――面接なしの初対面なのに、どのように信頼関係を築いたんですか沢庵:これは多分ですけど、僕のスタンスとして、女のコに媚びないほうだと思うんです。良い時は良い、悪い時は悪いってハッキリ言うんです。 ――過剰にお姫様扱いはしないと。 沢庵:そこが彼女としてはやりやすかったんじゃないかと思います。仕事の上で良い部分は褒めるし、逆に集中力が散漫だと注意するし。何でもかんでも良いよってしなかったところが良かったのかなと。 ――休憩中はよく喋るタイプなんですか。 沢庵:かなり喋りますよ。うるさくて「ちょっと一回黙ろうか」って言ったぐらい(笑)。本人も「黙ってられない」って言ってましたね。もともと誰かに構ってもらいたいタイプだろうし、もしかしたら無音状態が怖いのかもしれないですね。 ――撮影日数はどれぐらいだったんですか。 沢庵:パッケージ写真の撮影も含めて二日ですけど、ほぼ一日半はムービーの撮影でした。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=905010 ――体力的にキツそうですね。 沢庵:その点では、彼女はタフでしたね。 ――ついつい変な薬をやっているんじゃないかと邪推してしまいますが……。 沢庵:もちろん保釈中だからやってないはずですよ(笑)。ただ以前から彼女はテンションを上げるために、撮影前に酒を飲んでいたらしいんです。しかもウィスキーで、確かジャックダニエルじゃないかな。今回は陵辱の一環として、半ば強引に酒を飲ませているんです。それは本編にも収録されています。 〈取材・文/猪口貴裕〉 ※次回「陵辱のシーンでは自然な色気が滲み出ていた」 ●『小向美奈子in…』(ドリームチケット/180分/3980円・税抜き) 小向美奈子小向美奈子、ケジメの引退作! 数々のスキャンダルでマスコミを賑わせた彼女が、AV業界屈指の凶悪陵辱シリーズ『脅迫スイートルーム』へ降臨。美奈子の本心を暴こうとする男たちの容赦無い責めに心身共に堕ちて行き、遂にガンギマリ連続中出しアクメへと達する……。脱世の際に伝えられなかった世間に向けたメッセージも収録の超・問題作!
出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集も務める。
いっぱい、ごめんネ。

初体験、高校退学、DV、同棲、所属事務所解雇、浅草ロック座への出演…。これまで明かすことのなかった、壮絶な過去、そして現在。トップアイドルは、なぜ覚醒剤に溺れていったのか…。

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