更新日:2023年03月22日 10:01
デジタル

やっと出た新型iPod TouchはAndroidユーザーにオススメ その理由は?

~柳谷智宣の「デジタル四方山話」第50回~

 5月28日、第7世代となる新しいiPod Touchが発表された。4年ぶりのリニューアルで、噂はあったもののもう出ないのかと思っていたところへ突然の投入となった。  ラインナップは容量別で32GB、128GB、256GBの3種類。それぞれ価格は2万1800円(税抜)、3万2800円(税抜)、4万3800円(税抜)となる。当たり前だがiPhoneと比べると、ずいぶん安い。第6世代のiPod touchと比べても安くなっている。

新しいiPod Touchがお目見え。容量は3ラインナップ

新型iPod TouchのスペックはiPhone 6sや7相当

 プロセッサは「A10 Fusion」で、iPhone 7に搭載されていたものと同じ。ARや最新のゲームに対応しているものの、3年前のプロセッサなのでハイパワーとは言えない。高いグラフィック性能を要求するゲームだと、動作モードを制限しなければいけないケースもある。  カラーはピンク、シルバー、スペースグレイ、ゴールド、ブルーに加えて、(PRODUCT)REDの6色。(PRODUCT)REDの売り上げの一部は、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」に直接寄付されることになっている。

本体カラーは6色から選べる

 本体サイズは123.4×58.6×6.1mm、重量は88g。ディスプレイは4インチのRetinaで、解像度は1136×640ピクセルの326ppi。解像感は高いが、最近の大画面スマホになれていると小さく感じる。手に取ると、とにかく薄さも際立つ。シャツやスーツの胸ポケットに入れておいても違和感がない。  端子はライトニングだが、ユニークなのがイヤホンジャックを備えていること。手持ちの有線ヘッドホンを利用できるのは、音楽好きには嬉しいところ。もちろん、AirPodをはじめワイヤレスヘッドホンも利用できる。  カメラは800万画素で、1080pやスローモーションの動画撮影も可能。ただし、スマートHDRやLive Photos、4K動画には対応していない。また、Face IDにもTouch IDにも対応せず、生体認証が利用できないのは要チェック。毎回、必ずパスコードを入力する必要があるのだ。
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新型iPod Touchを買うメリット
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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