激安ラテン中古車は長生きする!? 走行距離約12万km、満13歳アルファロメオの余命診断
●ライター・安ド二等兵の「アルファ166」2000年式(満15歳)購入価格88万円
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1039874
MJ:続いて安ドのアルファ166。こっちは15年落ちで、かなり滅びの予兆が出てるらしいな?
安ド:えー、1年目の夏にエアコンが逝って20万円。去年パワーウィンドウが逝って5万円。ついこの間オルタネーターが逝ってエンコ(エンジン故障)も経験しました!
MJ:修理にいくらかかった?
安ド:新品部品は17万円くらいするので7万円のリビルド品を探してもらったんですが、それでも合計17万円かかりました。ただ、オルタネーターを直したら、調子がイマイチだった燃料ポンプは直りました!
尾上:燃料ポンプの不調は、単に電圧不足だったんだろうね。
MJ:そっちを先に交換しなくてよかったな! 勝利じゃん!
安ド:ええまあ……。でも17万円は僕には痛いっす。こういうのが続くと、そろそろ維持もキツイかと。
MJ:安ドのは6気筒の高級車だから、4気筒の147よりカネがかかんのはしょうがない。
尾上:新車価格600万円くらいしたクルマでしょ? それなら600万円の1割、年間60万円の維持費は覚悟しないと。
安ド:そんなにですか!? 内装のプラスティック表面が溶けてるのはともかく、ボディの塗装も脆くなってて表面が崩れるんです(涙)。
尾上:もう塗装のクリアが寿命だね。
安ド:塗装が弱いんでしょうか?
尾上:イタ車は弱いよ(笑)。
MJ:15歳なんだからしょうがない! 今オドメーターは何㎞?
安ド:7万8000㎞です
尾上:まあ10万㎞までかな。そこから先はドーンといくかもね。
安ド:車検は、あと1回がギリギリですかね……。
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ