「USJ」の接客レベルを検証。英語で女性スタッフをナンパしてみると…
政府は東京五輪の2020年までに、年間訪日外国人の数を4000万人に増やすと発表。そんなニッポンの「英語おもてなし力」は大丈夫かを確かめるべく、抜き打ち調査を各所で実施。TOEIC860点、英語圏在住歴ありなどの記者が日本の国際化対応力を検証した。
外国人観光客数が今年2月に前年比185%を記録したUSJ。職員曰く、アルバイト採用も英語力が一つの基準になるとのこと。のぼせ上がった観光客を装い、入場口で「もし明日世界が終わるなら何に乗るべき?」と聞くと、「バック・トゥ・ザ・フューチャーが5月末でクローズなのでオススメです」と流暢な英語で返答が。
また、「きゃりーぱみゅぱみゅXR Ride」が3時間待ちで「どうやって時間をつぶそう?」と尋ねても、「横のアトラクションと繋がっているので、実質1時間程度です」とかなり丁寧な説明があった。
さらに、一人で来ている客がほとんどいないため、記者は英語力を試しがてら女性スタッフをナンパしてみることにした。
「一緒にアトラクションに乗ろうよ」と5人に声を掛けると、伝わってないのか、怪しまれているのか取り付くシマがない。唯一応じてくれたハリー・ポッターのスタッフに、「休日なら考えてもよかったけど」とかわされるも、対応力は十分だった。
【USJの調査結果】
英語、接客ともに○。雑談もノリよく対応
英語力 ★★★★
おもてなし ★★★★
※5点満点
― ニッポン英語おもてなし力抜き打ち調査 ―
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)
この特集の前回記事
ハッシュタグ